広東のローカルニュースを紹介

深セン宝安空港

世界一流のスマート空港へ

深セン空港で12月10日(火)、中国民用航空中南地区管理局(民航中南局)主催、深セン空港集団及び華為公司(Huawei)協賛による「2019年民航中南地区スマート空港建設現場会」が開催された。深セン空港は2年以内にデジタル化を図り、スマート空港を建設すると発表。今年から来年にかけて、100近いスマート化プロジェクトを実施する予定だという。

今回の現場会で最も注目を集めたのは、民航中南局が発表した「民航中南地区管理局の深セン空港建設スマート化先行モデル支援に関する指導意見」で、深セン空港を「スマート空港」モデルとして建設。新技術を応用しデジタル化を推進する。2年間で累計11億元を投じ、オンラインで一連のサービスが完結する新モデルのデジタル空港体験を実現し、2030年までに世界一流レベルの空港を目指すという。(12月11日)


春節期間の乗車券

広州で販売開始

広州市公共交通集団は12月11日(水)、来年の春節期間の電車及びバス乗車券について、「芳村客運」駅、「滘口汽車」駅、「海珠客運」駅、「夏茅汽車」駅で予約販売を開始した。また12月12日(木)からは「広園客運」駅で、2020年1月23日(木)までの全乗車券の販売を開始。ほかにも、「広州汽車客運」駅で春節60日以内の乗車券予約サービスを行っている。

2020年の春節ラッシュのピークは1月10日(金)~2月18日(火)までの40日間で、同期間の全省の旅客数は、昨年同様の延べ約2・024億人が見込まれている。

路線の詳細情報は、各駅の微信(Wechat)公式アカウントから検索及び購入ができる。(12月12日)


南山区蛇口街道金世紀路

赤い道路に市民の不満殺到

深セン市南山区蛇口街道金世紀路が近頃、濃いピンク色に塗装された。市民の評価は「目障り」、「周辺の環境に馴染まない」と不評で、早く元の道路の色に戻すよう多くの意見が寄せられているという。

この道路は望海路と濱海長廊に接し、全長約200㍍にわたり路面が紅く塗装されている。多くの市民の不評を買った一方で「特別な色合い」、「温かみを感じる」と評価する声もある。

道路の色は元の黒色に戻されるが、植樹された草花と、その他の装飾は暫くそのままの状態で残されるという。(12月12日)


広州地下鉄利用者数

日平均900万人突破

広州日報は近頃、11月14日(木)から12月14日(土)までの広州地下鉄利用者数が、31日連続1日当たり平均900万人を超え、記録を更新したと発表。

同地下鉄の調べによると、10月14日(月)以降利用客数が900万人を下回ったのはたったの3日で、毎週金曜日には1000万人超えが当たり前となっているという。また中秋節の前日である9月12日(木)と国慶節の前日、9月30日(月)の両日は1100万人を突破、新たな利用者数記録を打ち立てた。今後、地下鉄8号線「鳳凰新村」駅―「文化公園」駅や21号線「鎮龍西」駅―「員村」駅が開通すれば、1年を通して日平均900万人を超えるだろうと関係者らは話している。(12月17日)


快速軌道交通が開通

1時間で深セン空港へ

深セン晩報訊は12月15日(日)、広州市から東莞市を経由、深セン宝安空港までを結ぶ「快速軌道交通」が正式に開通されたと発表。

同軌道交通は路線の長さ73万996㌔、時速は140㌔に設計されている。北側の「新塘南」駅を起点に、南側「深セン機場」駅まで15カ所の駅に停車。広州市民は「広州東」駅からわずか1時間弱で「深セン宝安空港」に到着することができる。なおチケット代は片道81元/人で、座席指定がないため自身の都合に合わせて購入・乗車が可能だという。「広州東」駅からは7時が始発となり、最終は20時5分、また「深セン機場」駅出発の始発は7時45分、21時21分が最終となる。(12月15日)

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