今週の広東ローカルニュースを紹介

シェア自転車サービス評価

第2四半期の調査結果発表

 広州市交通運輸局は最近「2021年第2四半期広州市オンラインレンタサイクル企業のサービス水準調査結果および運営割当て調整状況」を発表。同発表では、各企業の業務評価を点数化。1位は「哈羅(ハローバイク)」で89・0点、2位は「青柑」で88・1点、3位は「美団」で83・5点となった。また今回の得点および順位は、今後の市内6区の自転車割当て数に反映されるという。

今回の調査は市、区、街等の政府管理部門が共同で実施。交通運輸、公安警察など123の機関が参加したという。

評価指標は「運営サービス」、「企業管理」、「秩序管理」、「情報共有」、「行政処罰およびその他賞罰」の5大カテゴリー、19項目からなり、100点満点で採点される。各企業、15項目で80%以上の点数を維持したが、「厳重管理区、停車禁止区管理」の項目で50%の点数であったという。(7月27日)


新エネ車の製造量

上半期2・3倍に

 広東省工業情報化庁は7月26日(月)、「2021年第2四半期新聞発表会」を開催。広東省内の新エネ車製造量が230・8%と大幅に増大。全国の13・9%を占め、経済発展に大きく寄与したという。

また、製造業のデジタル化も加速。6月末までに、広東省で工業企業と規定された累計1万7000社が「オンラインプラットフォーム」活用のデジタル化へシフトしており、中小企業55万社もオンライン活用に取り組んでいるという。

同庁の計画、産業政策責任者によると、広東省の戦略的10大支柱産業および10大新興産業は全部で約16万社あり、2兆2200万億元の増収を実現。対昨年同期比で17・6%増となったという。(7月27日)


LEGOランド建設

世界最大のリゾートに

 深セン交易集団有限公司は近日、47億元以上を投じ、大鵬新区に約53万㎡の「深センLEGOランド」を建設すると発表。同リゾートが完成すれば、世界最大のLEGOランドとなる。

LEGOランドは、テーマランド、水上ランド、全部で1100室余りを有する3つのテーマホテルで構成され、中国や深センの特色を打ち出した旗艦テーマパークとなる予定という。同プロジェクトの運営は、世界第2位のエンタメレジャー企業であるマーリン・エンターテイメンツが行い、土地使用期限は30年である。(7月27日)


6号線、列車増発

輸送効率、更に改善

広州日報によると、広州地下鉄6号線の7月平日利用者数が昨年と同じ1日平均75万人を記録したと発表。これを受け、広州地下鉄は7月26日(月)より、地下鉄6号線の通勤ラッシュ時の列車増発を決定。今後は運行間隔を2分19秒とし、輸送効率を上昇させるという。

これまで6号線の通勤ラッシュ時の混雑は問題となっており、今年5月に一度、列車の増発を実施。だが、7月になっても混雑が完全に緩和されなかったことを受け、更なる増発を決めたという。

また、今回のダイヤ改正で浔峰崗から黄陂行きの列車輸送効率は4・3%、黄陂から浔峰崗行きの列車輸送効率は12・5%も上昇するという。(7月28日)


新たな貨物路線開通

深セン空港、更なる発展

深セン晩報によると。深セン宝安国際空港では近日、国際貨物航空会社「UPS(ユナイテッド・パーセル・サービス)」が深センー大阪間の貨物船を新設すると報道。今後、同空港の貨物運送業務はますます発展していくと多くの人が期待しているという。

同国際空港は、7月初めに中州虚空は深センークアラルンプール、順豊航空は深センーバンコクの貨物船を開通。今年に入り、12に上る国際貨物線が開通したという。また同国際空港は、欧米路線も積極的に開拓しており、深センーロサンゼルスだけでなく。シカゴ、ルクセンブルク、ケルンなどの人気貨物路線も開通させているという。(7月28日)

 

 

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