今週の広東ローカルニュースを紹介

電動バイクの新規制

1月2日から正式施行

広州市の電動バイク新規制通告が1月2日(火)より、正式に施行され、違反者に罰金が科されるようになった。同通告は昨年12月15日に実施され、半月の告知期間を経て、施行。広州交通警察は133カ所の検問所で指導に当たった。

大洋網の取材によると、2日9時頃東風路では、双方向の電動車道および横断歩道を走行していた一部ドライバーが、遠くに警官の姿を確認すると降車して手押し走行し、別の者は支道へ迂回していた。東風東路では、歩行者道を自転車で走行していた女性が警官に止められ、罰金を徴収された。東風路は平日8時~19時まで電動バイクの通行が禁止されている。異議があれば「交管12123」アプリで訴え、15日以内にアプリ上で対応すると説明した。通勤で東風中路を利用する陳氏は、朝の通勤ラッシュ時の電動バイクは昨年12月下旬と比べて明らかに減少しているという。(1月3日)


BYD販売首位

300万台突破

 中国大手車メーカー「BYD(比亜迪)」の昨年12月の自動車販売数は34万1043台で前年比45%増、通年では302万4417台で前年比61・9%増となり、年初の販売目標300万台を上回った。

BYDは中国の自動車販売数で首位になっただけでなく、世界の新エネ車販売でも首位を獲得。39年前にフォルクスワーゲンが中国市場に参入して以来、中国ブランドが年間販売数で首位を奪還するのは初めてのことだという。

さらには中国の自動車工業70年の歴史上、BYDは初めて年間販売数で世界のトップ10入りを果たし、年間販売車数300万台は中国自動車の最高記録となったという。

(1月3日)


元旦旅行客589・3万人

昨年比117%に

 広州市文化広電旅遊局によると、2024年元旦の3連休に広州市を訪れた旅行者数は延べ589万3000人で前年比117%になり、2019年比で11%超増加したことが分かった。また観光消費総額は43億5000万元で、前年比約118%であった。

年末年始は各所で催し物や文化活動が行われた。12月30日と31日に開催された「2023風暴電音フェスティバル」では4万人近くが来場し、国内外のトップDJの演奏を鑑賞。広州長隆では年越し音楽祭と花火ショーが実施された(1月1日)


深センにコストコ

間もなくオープン

 コストコ(中国名、開市客)深セン店が1月4日(木)がオープン記者会見を開催。記者会見でコストコ中国大陸区総経理は「深センは活気に溢れ、最先端技術を取り入れる都市で、開放的な市場は魅力的である」と力強く語った。

コストコ深セン店は1月12日(金)、龍華区にオープン。総面積は4万4500㎡、売り場面積は1万5000㎡を有しているという。これまで2019年上海にオープンして以来、蘇州、杭州、寧波など華東エリアには店舗を出店してきたが、華南エリアには初めて出店。「より多くの中国人消費者に良質のオリジナル商品を届けることができるようになった」と関係者は喜んでいる。(1月5日)


深センの元旦消費

好スタートを迎える

深セン晩報が得たデータによると、2024元旦の深セン経済は「好スタート」で発進。深セン市のモニタリング対象店舗売上高は前年同期比35・32%増となり、2019年に比べ174・59%増となった。また美団が発表した元日の消費データによると、上海、北京、成都、深セン、広州の消費規模は全国トップ5、深センはトップ4であった。

12月30日、31日、元旦の3日間、深センの8カ所の主要商圏総来店者数は852万人を超え、総売上高は75億1200万元に達したという。また南山区にある歓楽海岸と歓楽港湾では「スーパーニューイヤーイベント」が開催され、市民は新年の到来を喜んでいた。(1月4日)

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