今週の広東ローカルニュースを紹介

買い替え助成政策に効果

自動車、家電消費23億元増

 深セン市は9月6日(金)より「買い替え助成政策」を実施。最新データによると、9月6日(金)~22日(日)の家電買い替え補助金による売上は、14万9000台で売上げは7億5100万元、その中で補助金が使用されたのは1億4400万元となった。また自動車の買い替え申請件数は5330台、15億5000万元で補助金の使用は7051万5000元になる見込みだという。

家電量販店「蘇寧易購(華強北旗艦店)」の販売員は「18日時点で蘇寧深センエリアの全体売上は168%増加した。中でもAIスマホの売上が2倍、パソコン199%増、通信関連147%、エアコン119%増で、9割超の家庭が省エネ効果の高いエアコンに買い替えている」と語った。

自動車販売店も売上好調で、深業上城の蔚来(NIO)では、週末の来店者数が増加したという。(9月24日)


敦煌壁画アート展

デジタル洞窟再現

 深セン市当代芸術与城市規画館(深センミュージアムコンテンポラリーアート&アーバンプランニング)で9月23日(月)、「敦煌美学と世界の繋がり」敦煌壁画デジタルアートの大型公益展が開幕。開催期間は11月22日まで(月曜休館)で、入館無料。ボランティアの解説サービスは、火~金曜日は10時半~11時半、14時半~15時半の計2回。土日は15時半~16時半の回が追加され計3回実施される。国慶節休暇期間は来場者状況を見ながら行う。

40点余りのデジタル高画質壁画アートや、原寸大にデジタル化された4つの洞窟(第428窟、第285窟、第3窟、蔵経洞)、彩色レプリカ彫刻5体、出土文献の複製品等が多数展示される。(9月24日)


崖から旅行者転落

ヘリで緊急救助

 深セン市大鵬新区背仔角で9月22日(日)、旅行者1名が足を滑らせ崖から転落。命に関わる多数の外傷を負ったが、ヘリコプターの緊急救助で一命を取留めた。

現場は地形が複雑で、海岸岩礁が多く、救護船は近づけない。強い風と険しい崖で、海からも陸からも救助が難しい場所であった。深セン市救急センターと大鵬新区応急管理局は、航空医療救護ヘリを使用し、救助用ウインチでの引き上げを決断。78時間後、救助された負傷者は深セン大学総医院に搬送され、命を繋ぐことができた。(9月23日)


第15回中国エアショー

11月12日に開催

珠海市で11月12日(火)~17日(日)まで「第15回中国航空展(エアショー)」が開催。47の国と地域から890社を超える企業が出展、海外企業は前回より比べ2倍近く増加したという。

今回のエアショーではロシア、フランス、アメリカ、サウジアラビア、イタリアがパビリオン形式で出展。アメリカのボーイング、ヨーロッパのエアバス、ブラジルのエンブラエルなど世界的に有名な航空企業が一堂に会するという。

またショーの目玉として、ロシアのアクロバット飛行チーム「ルースキエ・ヴィーチャジ」と中国空軍のアクロバット飛行チーム「八一」、「紅鷹」とのパフォーマンスが予定されている。(9月25日)


天河体育中心、改修

一部エリア、利用禁止

広州日報によると、広州天河体育中心は2025年に開催される「第15回全国運動会」のため、スタジアムのグレートアップ工事を実施。9月18日(水)~11月30日(土)まで一部エリアは進入禁止となる。

体育中心の関係者によると、グレートアップ工事の期間、スタジアム周辺のランニングコースは、朝(月曜~日曜)が6時~9時、夜(金曜~日曜)は18時~22時の時間帯に利用が可能。ただし、利用人数の制限が行われ、最大600人までしか入ることができないという。

また体育中心の周辺にあるプール、野球場(ゲートボール場)、バスケットボールコート、ボウリング場などの施設は通常通りオープンしている。(9月25日)

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