今週の広東ローカルニュースを紹介

地下鉄の1日平均利用者

1188万人で記録更新

深セン地下鉄集団によると、昨年12月31日(火)24時の市鉄道交通(路面電車含む)の1日の総利用者数が初の1100万人を突破。駅入場者数も660万の大台に乗り、いずれも最高記録を更新した。

データによると、地下鉄全18路線の総輸送量は延べ1188万人に達し、うち深セン地下鉄グループが運営する16路線(路面電車含む)の利用者数は1088万人で、いずれも過去最高。昨年末迄に鉄道交通の1日あたりの利用者数が1000万を超えた日は累計15回であった。

2024年は深セン市の鉄道交通が急速に発展した一年であり、1日平均利用者数は3月8日に1025万人、7月12日に1030万人と相次いで記録を更新。12月28日(土)の地下鉄5路線(区間)同時開通で、運行距離は595・1㌔に拡大し、深セン地下鉄のネットワークは1㎡あたり0・3㌔をカバーし、国内1位となった。(1月2日)


2024広東映画

興行収入発表

 昨年大晦日22時時点の広東省年間映画興行収入は52億6400万元で、23年連続で全国1位だったことがわかった。

広東映画市場の発展は、市場育成および安全性確保のための多くの資金を投入。昨年は1億元以上の資金が先進設備導入や省内200館余りの映画館の補助金に充てられた。

また、省内製作映画は評価も高く、「熊出没・逆転時空」は20億600万元、「默殺」は13億5100万元を記録。国内映画年間興行収入でそれぞれ5位、6位であった。また第37回中国映画金鶏賞にノミネートされた「落平塵」は、夏休みアニメ映画として最高評価を受けた。カンヌ国際映画祭等での国際上映も複数行われた。(1月1日)


大鵬野外スポーツイベンド

新年に800名参加

深セン市大鵬区で元旦に「新年2025大鵬アウトドアスポーツイベント」が開催。800人のスポーツ愛好家が初日の出を浴びながら新年を祝った。

同イベントは同市最東端の東山鹿嘴国家3A級観光地で開催。「海岸マラソン」と「トレッキング登山」が行われ、海岸マラソンは500名が参加。登山は団体競技で全国各地から100チームが参加し、各チーム3名が力を合わせて頂を目指した。会場では無形文化財の伝統音楽と武術を融合した「麒麟の舞」や「東山漁歌」などが披露されたという。(1月2日)


違法改造の電動バイク

時速100㌔超え

 広州日報によると、最近、広州交通警察が白雲区にある電動バイク修理店をパトロール中、数台の違法に改造された電動バイクを発見。発見された改造電動バイクの中には時速100㌔以上を走行できる電動バイクもあったという。

今回、違法改造の容疑にかけられている19歳の男性に交通警察の巡査が「なぜモーターを変更したのか?」と尋ねたところ「スピードが足りなかったから…」と答えた。また「国が定める電動バイクの最高速度は時速25㌔であることを知っていましたか? このような速い電動バイクに乗って危険とは思わなかったのですか?」と再び質問すると「危険だと思っている」と言った後、沈黙し続けていた。(1月3日)


老朽化エレベーター

交換・改修補助金を給付

深セン市では昨年より老朽エレベーターの交換および改修プロジェクトを推進。2025年は同プロジェクトを継続的に実施していくため、老朽化したエレベーターを交換する場合は1台あたり15万元、改修する場合は1台あたり5万元の補助金を給付するという。

深セン市では全国に先駆け、2011年より老朽化したエレベーターの改修プロジェクトを実施。これまで給付した補助金は最大20万元に達し、全国で最も多い金額となっている。また、現時点で深セン市内で交換もしくは改修したエレベーターの数は累計7000台余りに達し、広東省内で1位となっている。

(1月3日)

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

最新号の電子版はこちらから

PAGE TOP