今週の広東ローカルニュースを紹介

騎射選手権で11歳少女優勝

クールな姿がネットで話題

深セン市龍岡区科技城外国語学校6年生の吴童雨さんが3月11日(火)、「全国騎射(ホースバックアーチェリー)選手権」で優勝。11歳の少女の優勝動画がネットで話題となり、人民日報や新華社等のメディアも報道し、称賛の声が集まっている。

吴さんは2024年、「韓羽梁カップ騎射秋季大会」優勝、「第1回全国騎射選手権」で団体優勝と個人第3位に輝いた。彼女は無形文化遺産「雲義騎射」の4代目継承者で、幼少期より馬術と騎射に強い興味を持っていた。吴さんの親によると、娘は幸運にも中国騎射の無形文化遺産継承人の李雲義の弟子となり、師の指導の下、彼女の騎射技術は向上し、各試合後には師匠やコーチと共に総括と分析を行っているという。また娘に対し、本当の成長はトロフィーの数ではなく、絶えず自己を突破し、失敗から学び前へ進み続ける粘り強さやチームワーク精神だと語る。(3月12日)


買い換え助成政策

車、家電消費促進

深セン市が実施した「2025年・買い替え助成政策」の効果で消費が促進。深セン市商務局は3月10日(月)に2025年3月8日までに同政策による家電やデジタル製品の売上を発表し、累計122万台、38億元となったことを報告した。また自動車販売台数は1万5000台、売上金額は37億元を超えたという。

2024年、深セン市は消費促進費のための21の政策や消費財買い替え支援などの特別政策を打ち出し、一連の消費促進イベントを実施。自動車、家電、電子製品などで顕著な成果が得られた。今年は範囲を拡大し、家電、自動車、デジタル製品等の多領域に力を入れる。政策は政府助成金、企業との連携協力などを通じて行っていく。(3月11日)


第4回木綿花文化フェス

中山記念堂で木綿花満開

広州中山記念堂で3月11日(火)、「第4回木綿花文化節」が開幕。嶺南地域では3月に木綿花が開花時期を迎え、紅い花にちなんだ「紅いDNAの伝承・都市の文脈の継承」を主軸に、無形文化遺産の活性化、テクノロジーによるエンパワーメント、没入型体験を通じて、約80余りの文化イベントを開催し盛り上げる。

今年の木綿花文化フェスではコットン、紅色文化、現代的なデザインを融合した「紅綿文創」シリーズ商品が100点余り製作され、芸術性が高く実用的な広州土産が加わったという。(3月12日)


ヘアカット専門店増加

地下鉄がより便利に

広州市地下鉄構内に最近、「ヘアカット専門店」が出店。多くの地下鉄利用者から好評を得ているという。

同専門店には美容師免許を有したヘアスタイリストが在籍し、カットを実施。約10分でカットが完了するという。またミニプログラムや公式カウントから事前予約できるのも便利だと好評。「仕事帰り、気軽に髪が切れるようになってとても便利になりました。これで週末、好きなことに時間を割くことができて、うれしいです。」と利用者は話していた。

また地下鉄構内にはヘアカット専門店のほかにスマートロッカーも増加。都市生活がますます便利になっている。(3月14日)


交通取り締まりを強化

電気自転車秩序回復へ

 広州市交通警察は信号無視、ヘルメット非着用、逆走など、電気自転車の交通違反行為に対する取り締まりを強化。3月13日(木)の朝、通勤ラッシュ時、車陂南トンネルの出口付近で検問を行い、交通違反を起こした10人以上の電気自転車運転者を検挙したという。

広州交通警察は逆走、信号無視、ヘルメット非着用の交通違反者には50元の罰金を科し、また故意にナンバープレートを隠している運転者にも50元の罰金を科している。「私たちは今後も現場での検問と監視カメラを使い、交通違反を起こす電動自転車の運転者を検挙していきたい」と広州交通警察関係者は話していた。(3月14日)

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