新エネ車、充電中に送電も
停車時に電気を売り収益化
広州カーネットワーク連携大規模応用モデル都市建設のキックオフ会が5月13日(火)に開催。同時に広州市電力業協会のカーネットワ―ク連携分科会の設立式も行われた。
この会では今後、インタラクティブな新技術の後押しで、各新エネ自動車が「移動充電器」となることが可能になり、電気自動車の所有者も電気を売買することができるようになるという。さらに電力需要のピーク時に安定供給を行う為の一助となるとも期待されている。
今年3月、国家発展開発委員会など4部門が新エネ自動車が移動充電器として活用できるかを試験する都市と30の試験項目を発表。広州は初のパイロット都市に選ばれ、広汽集団と広州供電局が連携して取り組む。現在広州市の新エネ車保有台数は110万台超、充電基は22万台超、公共充電スタンドは4400カ所超、供給会社は400社を超える。(5月13日)
順徳大橋でスリップ
電動バイク走行禁止
佛山市にある順徳大橋が最近、正式に運行を開始。連日多くの電動バイク利用者から、タイヤが橋の上の伸縮継目でスリップしたとの声が上がっている。ある市民は、橋面の伸縮継目の隙間が大き過ぎることを疑問視し、通行の危険性を指摘。現在、歩行者道と電動バイク道は未完成のため封鎖中である。電動バイクの運転手は自動車道を走行するしかなく不便だという。
市民の質疑に対し順徳区工事建設センターは、人と電動バイクの大橋への侵入禁止標示を強化すると回答。現在橋の上にある看板に加え、伸縮継目前方にも看板を増やし、電動バイクへの危険性の説明を行う。設計会社は仕様規格と橋梁の温度変化結合に基づき厳格に設置している。(5月11日)
大阪万博で深センウィーク
琴、舞踊、ショーで盛上げ
2025年大阪万博中国館で5月12日(月)、深センウィークが開催。古箏アーティストの李蓬蓬氏、深セン歌劇舞劇院のダンサーほか、30人余りのアーティストが登場し、開幕式を盛り上げた。
国内外で評価を受ける深セン原作の舞台劇「詠春」では、舞踊と武術が融合したパフォーマンスを披露。中国館2階では、国の無形文化遺産「香雲沙」のファッションショーが行われた。香雲沙は雲のように柔らかな絹織物で、モデルが深センデザインで現代風になった衣装を纏い1階までウォーキングした。(5月14日)
イオン広州タワー店
建設中と予測
広州日報によると、日系大型スーパーマーケット「イオン」が広州タワー広場に新規店舗の出店を計画していると報道。現在、同広場の地下2階は何かしらの店舗が建設されている最中で工事関係者などに取材してみると「イオンのスーパーを建設中」というコメントを聞き出したという。
広東イオングループは2025年に8カ所に新規店舗を出店する計画。そして4月~6月にかけては広州、佛山、深センエリアに5つの新店舗がオープンし、今後、広州市茘湾区と深セン龍崗区にも新店舗がオープンするという。これにより広東にあるイオンの店舗数は38店に到達したという。(5月15日)
深セン漁博会が開催
20の国と地域から参加
深セン市福田区にある深セン会展中心で5月15日(木)、「2025深セン国際漁業博覧会(深セン漁博会)」が開催。フランス、イタリア、ロシア、アルゼンチン、モロッコなど20の国と地域より漁業ビジネスに携わる業者が参加しているという。
今回の漁博会は「漁粤向未来(広東の漁業から未来へ)」をテーマに開催。最新の漁業ビジネスに関する展示、討論会が行われ、参加者同士が有効な交易関係を構築できるためのプラットフォームを提供している。
また開幕式では戦略的協力協定の調印式が行われ、広東省遠洋漁業協会は深セン市大鋤湾港投資発展有限公司と協定を締結したという。(5月15日)