国際ゲームショー閉幕
全国からアニメファン参加
深セン市国際会展中心で開催されていた「第12回深セン国際電玩節(インターナショナル・ゲーミングフェスティバル)」が7月20日(日)、3日間の会期を終え、閉幕。今回のゲームショーには500社以上のトップアニメ・ゲーム企業や人気IPが集まり、過去最高規模を更新。全国各地からアニメファンやゲームファンが押し寄せ、コスプレ姿でブースを行き交う人、カメラ片手にコスプレイヤーと記念撮影をする人、ステージ前でゲストのサインを待つ人もいた。
会場は4万㎡の超大型会場で、15号総合館と16号ゲーム館に分けられ、各ブースはアニメ、ゲーム、VR、eスポーツ、映画など多岐に渡る個性的でインタラクティブな展示内容。スパイダーマンの宿敵「ヴェノム」のコスプレをしたディアオ氏は、多くの都市のコミケに行ったが、深センの特別な所は、誰も変な目で見ないことだという。(7月21日)
外国人訪問者
深セン消費3割増
人民銀行深セン市支店が7月22日(火)、今年1月~6月の外国籍消費者の深センにおけるキャッシュレス支払取引を発表。8587万5400件、118億1000万元で、それぞれ昨年比29%増、35%増でそのうち、主な消費は買い物と飲食に大別される。また、韓国、アメリカ、シンガポールからの深セン訪問客の消費がトップ3で、合計の3割近い消費額を占めた。ラオス、モンゴルからの旅行客も増加しており、消費額はそれぞれ150倍、23倍となっている。
今年に入り、深セン市は外国籍訪問者の支払いの利便性向上に向け持続的な改善を行っている。現場体験に焦点を当て、サービスを提供するという。(7月23日)
煙台で運動会応援イベント
開幕式は広州で
広州、中国香港、中国マカオで11月9日(日)~21日(金)に開催される「中華人民共和国第15回運動会」の応援イベントが7月22日(火)に煙台市で実施。第15回運動会とパラリンピックのマスコットキャラクター「喜洋洋」と「楽融融」が黄金海岸線等のランドマークで市民と交流した。
イベント中、「村BA(アマチュア・バスケットボール)」のエキシビジョンマッチも行われ、「全員で行う運動会」の理念を掲げ、来る11月9日の広州開幕式へエールを送った。(7月22日)
小学1~2年、授業時間
一週間で2コマ減少
広州市教育局は7月21日(月)、公式サイトで「義務教育課程計画(2025年改訂)」に関する通知を発表。発表によると今後小学生1年生~2年生までの1週間の授業時間を26コマ(1コマ40分)から2コマ減らし、24コマにするという。また毎週1~2コマ、英会話の授業を設けることもわかった。
また同市教育局の発表によると中学1~3年生の英語の授業時間も週5コマから4コマに変更。また義務教育期間、小中学校では毎日1時間、体育の授業を行うことも決定したという。
同市の各エリア教育局は今回発表したカリキュラム実施に向けて、専任教師を配置し、専門的なサポートを提供していく。(7月23日)
スタバで自習室
自社の強みを活かす
深セン市で営業している400店近くのスターバックスコーヒーが最近、店舗環境に応じ「星子自習室」を開設。学生に向けて、快適に自主ができる空間を提供しているという。
夏休みに入った7月23日(水)昼ごろ、中学2年生の曽さんは制服を着て、福田区にあるスターバックスコーヒーに入店。彼女は商品を注文すると「星子自習室」という看板が立てられたスペースの席に座り、勉強をし始めた。そして周りには同じように勉強する学生がいる。
中国ではコーヒーショップが乱立し、ゲストの奪い合いが激化。そこでスターバックスコーヒーは強みである「第三の場所」を活かし、巻き返しを図っているという。(7月24日)