新学期がスタート
約259・48万人就学
広州市の各小中学校、幼稚園で9月1日(月)より、新学期が始まり、多くの学校で開校式のイベントが開催。広州市教育局によると、市内で新学期を迎えた児童・園児の数は約259万4800万人。今秋市内で新しく開校した学校は46校で、うち幼稚園25校、小学校4校、中学校3校、9年生一貫校10校、高校4校が有り、人口流入区や郊外で約5万5000名の受入れが確保されたという。
広州市越秀区の培正中学で行われた開校式では、広東省中医院院長の張氏が健康に関する授業を行い、近視、脊柱側弯、メンタルヘルス、胃腸疾患、アレルギー等の健康問題について予防指導を行った。茘湾区では、康有為小学校でオリンピック飛び込み金メダリストの楊景輝氏が講演し、ひまわりの種を贈った。華僑小学校では、バトミントン金メダリストの張潔雯氏が登壇し、生徒らに努力の大切さを語った。(9月1日)
世界発の無人車産業展
AI活用の物流領域最前線
深セン市で今月「第19回中国(深セン)国際物流・サプライチェーン博覧会」が開幕。今回は「2025年世界無人車経済博覧会」が同時に開催され、世界初の無人車産業をテーマとした展覧会では、物流領域最前線のAI運行管理、自動運転、無人配送小型車等の新技術が披露される。
今年8月末時点で深セン市の機能型無人車運行台数は800台。内、無人物流小型車は400台、運行ルートは760以上、区を跨ぐ基幹ルート16本が常態化している。無人配送は「最後の100㍍」を担う。配送員の張氏は、以前は台車を引き2万歩移動していたが、今は拠点で荷物を待ち、上階へ配送すればよい。往復距離と時間が大幅に削減されたという。(9月2日)
鉄道の夏期利用者
過去最高を更新
深セン鉄道の夏季期間(7月1日~8月31日)累計利用者数が昨年同期比7%増の3723万6000人であった。うち、出発客は1916万5000人で、昨年比99万4000人増、5・5%増となり、過去最高を記録した。
夏の鉄道利用者は主に学生、観光、帰省が中心で、ビジネス需要が補助的な役割を果たした。省内は広州、潮州、梅州等、省外では長沙、武漢、桂林行きなどが人気で、学生、親子旅行が各7・2%、13・7%を占めたという。また旅客の多様なニーズに応えるため、臨時列車が2363本運行した。(9月2日)
港車北上の規制緩和
毎週火水曜は予約不要
中国香港住民が自家用車で広東省へ自由に乗り入れすることを可能にする制度「港車北上」の規制緩和が9月1日(月)より開始。毎週火曜と水曜(法定休日などの指定日は除く)、中国香港の住民は予約なしで港珠澳大橋を利用し、広東へ行くことができるようになったという。
グレーターベイエリアの交通規制緩和により、近年、中国香港と深センを往来するドライバーが増大。中国香港住民は広東へ行く手順のプロセルが簡略されることを望んでいた。
今回の予約免除政策はピーク時の渋滞緩和につながるであろうと多くの人々から期待されているという。(9月2日)
陳家祠駅に店舗続々
生鮮スーパーなど
地下鉄1および8号線「陳家祠」駅附近に最近、生鮮スーパー、カフェ、アパレルショップ、コンビニなど多くのショップがニューオープン。地下鉄利用者から好評を得ている。
オープンした生鮮スーパーではドラゴンフルーツが1個1元、香瓜が1個1元で販売。陳家祠駅をよく利用する人からは「地下鉄駅の構内で果物を売っているのを初めて見た。価格も安くて驚いた」とは感想を述べた。また同スーパーの営業時間は7時から22時30分で「朝はお客さんが少ないですが、午後から多くなります。販売している果物はすべてその日に新しく入荷したものです。」とスタッフは話していた。(9月2日)