すべて手作りにこだわり、素材の持ち味を食器の中に余すことなく引き出している
素材と技の出逢い
厳選素材にこだわり続ける日本料理店「正本」。
そんな同店が今年1月、新たに料理長として迎えたのが、
京料理を専門とする浅野氏。
中国で採れる新鮮な素材を、浅野料理長の技が最大限に活かし、
来店者を懐石料理でもてなす。
日本の味をたゆまぬ努力と工夫をもって再現し、
安心・安全な料理を提供する。
今回のゴチでは、浅野料理長監修の日替わり小鉢6種が楽しめる
「おつまみ6品盛り」(通常98元)が半額に。
小鉢の中に広がる京料理の世界を、存分に味わえる。
京風のおもてなし
また店内にあるホワイトボードでは、その日のオススメ料理を紹介。
旨味がみっちり詰まった「イトヨリの煮付け」(98元)や
甘辛く仕上げた「金目鯛の煮付け」(78元)、
サーモンや鯛とバターを朴葉にくるみ、
塩釜で焼いた「塩釜焼き」(68元)など、
素材の味を引き出す技を舌で実感しよう。
また、見た目も美しい「海老しんじょう銀杏がけ」(48元)は、
鰹、昆布、いりこで丁寧に取ったダシが、そこはかとなく和を感じさせる。
そのほか、注文を受けてからにがりを入れる、
100%手作りの「手作り豆腐」(48元)も必食の一品。
最初は何もつけずに豆腐本来の味を楽しみ、
その後は京風の抹茶塩か、ショウガ醤油でどうぞ。
今週は「料理は〝おもてなしの心〟」と語る
浅野料理長の織り成すメニューを、心から楽しみたい。
☞info
住所: 広州市珠江新城華成路12号(嘉裕君玥公館北門)
TEL: 020-3806-7098、186-8884-7476(日本語可)
席: 130席、鉄板個室2室、畳個室10室
予算: 昼45元~、夜150~200元
営業時間: 11時半~14時、17時半~23時(ラストオーダー22時半)
~広東ジャピオン2015年2月2日号