蕎麦に自信あり
広州に誕生した蕎麦処、その名も「蕎麦屋」。
珠海や中山にも店舗を構え、同地区に住む日本人からの支持率も高い。
同店の料理長は、日本に渡り、
日本人職人の元で、技術を磨いた人物。
天候により味が変化する繊細な蕎麦を熟知し、
日本の老舗店にも負けない味を作り出す。
同店では、蕎麦本来の味が楽しめる「田舎」と、
上品な味わいの真っ白な「更科」の2種類を用意。
2つの蕎麦が同時に味わえる「二色盛りそば」(55元)は、
同店イチオシのメニューだ。
また、「鴨せいろ」(65元/大、50元/小)も評判の高い一品。
鰹が効いた自家製ダシに、ジューシーな鴨とネギの旨味が溶け込む。
そのほかにも、日本輸出用の鰻を使用した「鰻料理」や、
炭火でじっくり焼く「焼き物」などもあり、酒の肴は尽きない。
夕飯に蕎麦をいただくもよし、締めですするもよし、
楽しみ方は千差万別だ。
~広東ジャピオン2016年7月18日号