懐かしの日式中華
本場の中華料理もいいけれど、たまには日本で慣れ親しんだ中華が食べたい。
6月上旬にオープンした居酒屋「ロヂウラ食堂 凪」は、
街の路地裏のようなレトロなムードが溢れる。
おなじみ焼き餃子に海老チリ、チンジャオロースなどの定番中華をアテに、
生ビールやハイボールで乾杯するサラリーマンたちの表情もどことなく懐かし気だ。
「お客様のほとんどがオーダーされますよ」とコンサルタントの井上さんが
教えてくれたのは、「焼餃子」(39元)と「担々麺」(49元)。
モチモチの皮をカリッと焼き上げた「鉄板餃子」は、
溢れる肉汁もさることながら、自家製ポン酢と生七味で美味さも倍増する。
また、豚と鶏のWスープにマーラー油たっぷりの「担担麺」は、
ちぢれ麺にスープや肉味噌がよく絡む。
「お客様の声に耳を傾け、メニューを作っていく」と井上さん。
路地裏食堂から目が離せない。
~広東ジャピオン2016年8月1日号