広東のローカルニュースを紹介

広州市で学校再開

小学生ら、55万人登校

広州市では、5月18日(月)より、小学4~6年生および一部専門学校の授業が再開され、1200近くの学校で、約55万人の教員と生徒が復学した。久しぶりに再会した生徒たちが笑顔で近況を語り合う光景が多く見られ、興奮して前日は眠れなかった児童もいたという。

ある小学校では新型コロナウイルス感染症の予防策として、入口道路を学年別に色分けし、生徒に入校時の検温及び1㍍の距離を保ちながら手洗いを実施した。また長時間のマスク着用に対するメンタルケアとして、黄埔中黄外国語小学校では毎日1回20分間、生徒がマスクを外せる「透気課」の時間を特別に設け、屋外で読書や散歩、運動等を行っているという。

南武実験小学校では、昼休み前半に読書や書道等の活動を行い、後半は各自の机でマスクを外して休憩。ほかにも多くの学校で、児童がマスクを着用せずに過ごせる時間を設けている。(5月19日)


6月に幼稚園再開

入園は柔軟に対応

深セン市教育局は「2020年春季学期全市幼稚園幼児復園に関する通知」を発表し、6月2日(火)から、条件を満たした幼稚園の営業再開を認めることが明らかになった。

同通知では、予防期間中、幼稚園は保護者の希望により通園時間を全日制か半日制を選べるようにし、今学期に復園しない児童についても、無料で在籍扱いとするようフレキシブルな入園対応を求めた。朝食の提供は一時停止し、夏季休暇は市内小学校の対応を参照のうえ、決定される。

再開にあたり、各園は衛生健康副園長と衛生健康連絡員を1名置き、開園1週間前に専門研修を受講した後、全教員へ指導を行う。教員及び児童は2日前に「深i您」より健康状態を申告する。(5月21日)


深セン、健康都市計画

2022年に国内牽引目標

深セン市人民政府は近日、「健康中国に関する深センモデル実施意見」を制定し、2022年までに深セン市が中国の特色ある基本医療制度を設立し、全国医療衛生事業のイノベーション発信地として、国内一流の健康都市の樹立を目指すことを宣言した。また2030年までに、国内重要医療都市、及び世界的に影響力を持つ健康都市となることを目指すとい。

そのほかに、公共のスポーツ施設や学校の運動場などの無料又は低価格での解放、青少年の運動促進計画、学校体育の時間確保などが盛り込まれている。(5月21日)


小学校、授業が再開

みんな、元気に登校

深セン市340カ所の小学校において、5月18日(月)より、小学1年~3年生の授業が再開された。約58万7000人の生徒たちが久々に元気に登校し、友だちと楽しい一日を過ごしたという。

低学年の授業再開に際し、深セン市の小学校では、事前に各家庭の保護者と電話で対談。生徒たちの健康状態や心理状態を確認し、コミュニケーションを取っていたという。また授業再開後は、日々、生徒たちへ「正しい手洗いの仕方」など新型コロナウイルス感染症の予防について、教育を行っていくという。

また32カ所の大専院校、職業類学校、技工院校、約8万人の生徒たちも授業が再開したという。(5月19日)


廃棄マスクの行方

万全の管理で処分

深セン市城市管理和総合執法局副局長の楊雷氏は、5月19日(火)、深セン市民が関心を寄せている「廃棄マスクに関する状況」について、発表を行った。

同氏によると、新型コロナウイルス感染症の感染を防ぐため、小区ごとに廃棄マスク専用回収ボックスの設置を要望。2月末の時点で、全市に2万1992個もの専用回収ボックスを設置したという。また廃棄マスクの数量は日々増加傾向にあり、2月末の時点で、日々26万枚にも上る廃棄マスクを回収。665人の作業員、272輌の回収車輌によって回収作業が行われ、すべて焼却処分されたという。(5月20日)

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