今週の広東ローカルニュースを紹介

連休のコーヒーフェス盛況

愛好者が集い、売上好調

 福田区卓悦中心中央大街で5月の労働節休暇中、「第3回深セン福田珈琲生活節(コーヒーフェスティバル)」が開催された。「Full My Cup」をテーマに実施された深セン最大の屋外コーヒーフェスティバルは、多くの来場者がコーヒーを買い求め、売上も好調だったという。

コーヒーフェスには180余りのコーヒーブランドが顔を揃え、466万杯のコーヒー、茶飲料の専用クーポンを用意。多くのコーヒー愛好者が、全国各地から深センまで足を運び、その香りを堪能した。

北京から初出展した観樹珈琲の董氏は深セン商報の取材に対し、連休中は北京、上海、杭州のフェスに同時出展したが、深センの売上が最大だという。深セン市には1万店近くの珈琲ショップがあり、福田区だけでも1300店を超える。人口1万人あたり8店の珈琲ショップを有し、全国一のコーヒー激戦区だ。(5月4日)


深セン、路面販売

9月1日より一部解禁

 深セン市人民代表大会常務委員会で最近、「深セン経済特区景観と環境衛生管理条例」の改訂方案が可決。公衆の利便性、合理的な配置、秩序ある管理原則の下、路上での商品販売を認めた。改定条例は、9月1日(金)から施行されるという。

今回の条例改正により、今後は天気の良い日に屋外でのコーヒー提供などが可能になるという。ただし一定の規則は設定されており、違反した場合は、1000元以上、5000元以下の罰金が科される。

ただ、多くの人々はこの条例改定を喜んでおり、新たなビジネスチャンスが到来し、市民の生活満足度がさらに向上するのではないかと期待を寄せている。(5月3日)


「世界之窓」の来場者数

20万人で同時期最高記録

 深センのテーマパーク「世界之窓」は労働節休暇中、来場者数が20万人に到達。開業以来の同期間最高記録を更新した。中でも、4月30日(日)の来場者数は延べ5万8800人で、1994年10月1日の7万1700人に次いで、歴代2番目に多い来場者数となった。

連休期間は音楽フェス、マジック、異国情緒溢れるダンスなど、連日100以上の多彩なイベントで盛り上げ、夜は営業時間を延長して多くの旅行客に対応した。「世界之窓」は2024年に開業30周年を迎える。今年の夏のイベントに向け、次々と大型企画を予定しているという。(5月3日)


番禺のウォルマート

ついに撤去される

 広州日報は番禺大道と東興路の交差点にあるスーパーマーケット「ウォルマート」が最近、撤去されたと報道。撤去には10台以上の掘削機が使用されたという。

今回撤去された「ウォルマート」は1999年1月16日にオープン。当時の総投資額は約1億4000万元で、グルメ、娯楽、ショッピング、レジャーが一体となった複合ショッピング施設で、敷地面積は3万㎡を誇っていて、多くの市民で賑わっていた。

しかし、ここ数年で周りに大型ショッピングモールなどの出現で客足は減少し、収支が悪化。この3年間は休業していおり、この度の建物撤去となったという。

(5月6日)


広東の大学入試

6月7日~9日に実施

 広東省教育試験院は5月6日(土)、広東での統一大学入試「普通高等学校招生全国統一考試(高考)」は23年6月7日(水)~9日(金)にかけて実施すると発表。試験科目は合計6科目。全国必須科目である国語、数学、外国語(英語、ロシア語、日本語、フランス語、ドイツ語、スペイン語のいずれか)と3つの選択科目(物理、歴史の中からひとつを選択、思想政治、地理、化学、生物学の中から2つを選択)からなる。

中国の大学入試は地域によって配点や試験科目に違いがあり、広東の高考は750満点。国語、数学、外国語は1科目あたり150点満点で、選択科目は1科目あたり100点満点となるという。(5月7日)

 

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