今週の広東ローカルニュースを紹介

深圳図書館北館

12月28日正式オープン

 深セン図書館北館が2023年12月28日(木)9時、正式オープン。1日の一般サービスエリア入館者数は6000人、こどもエリアは2000人まで予約が可能で、前日までに深セン図書館の微信公式アカウントから予約し、入館時は予約コードを提示する。

同館は昨年9月28日のテストオープン以来、現代的で芸術感溢れる外壁がSNSで話題を集めた。一般開放の1階フロアは約3500㎡で、2万冊の書籍を所蔵する。地下には「鋼鉄森林」と称される高さ18㍍のスマート書庫があり、ハイテクで映える「魔法の蔵書閣」のようだと写真撮影に訪れる人も少なくないという。

深セン図書館北館には、大ホール、多目的学習室、専門研究室、読者討論室、録音放送室、特別展示ホール等の相互学習スペースがあり、利用者は各種講座や研修、イベント、展覧等の体験サービスへの参加も可能だという。(2023年12月27日)


地下鉄8号線

二期線、4駅開通

 深セン地下鉄集団は地下鉄8号線二期線について、2023年12月27日(水)から正式に初期運行を開始。8号線二期線で開通した4駅は「鴻安囲」駅、「盐田墟」駅、「大梅沙」駅、「小梅沙」駅で、同区間全長は8・01㌔。最高時速80㌔、約12分で走行する。2号線・8号線の貫通運行実現後、南山、福田、羅湖、塩田、大鵬渓湧の深セン市東西を横断する基幹路線となり、羅湖蓮塘地区及び盐田区からの通勤や、市内から市東部への旅行が便利になる。

延線区間は塩田海沿桟道、大梅沙海浜公園等の塩田区景勝地や、塩田墟周辺住宅地へのアクセスも可能に。深セン都市交通網(路面電車含む)の走行距離は567・1㌔、393駅となる。(2023年12月27日)


石白乗換通路が開通

動く歩道で最速8分

 広州白雲駅が2023年12月26日(火)、約5年の工事工程を経て、正式にオープン。併せて同日、広州地下鉄8号線「石潭」駅からの乗換通路も開通した。

乗換通路は全長450㍍、幅15㍍で、12台設置された動く歩道を利用すると乗換の最速所要時間は8分程度だという。

広州白雲駅は白雲区西南部、広州駅から5㌔、珠江新城から11㌔に位置し、総投資額223億元で2018年12月28日より着工。地域産業の活性化、高速鉄道の利便性アップが期待されている。(2023年12月26日)


 

広州動物園、66周年

様々なイベント開催

越秀区にある広州動物園が開園66周年を迎え、2023年12月28日(木)~1月1日(月)まで開園66周年記念行事を開催。豪華賞品が当たる大抽選会やスタンプラリーなどのイベントを実施した。

広州動物園では期間中、66人にゲストに対し、2024年限定年間パスカードなどを贈呈。さらに、1月1日の元旦は入園料を20%オフにするなどのサービスも行ったという。

動物園関係者によると、23年の広州動物園のチケット購入者は666万人の大台を突破し、約900万人のゲストが来園。20歳~39歳のゲストが多く、来園者の若返りが起きているという。(2023年12月28日)


深セン晩報創刊30周年

祝賀ポスターが登場

深セン晩報は創刊30周年を祝い、2023年12月28日(木)、深セン地下鉄の十数カ所の駅に祝賀ポスターを掲示。多くの市民が30歳の誕生日を祝った。

祝賀ポスターを見た市民は「30年前、福田区は建設ラッシュが始まったばかり。この数十年数、私は深セン晩報を通じてこの街の成長を見てきました」と創刊30周年を喜んだ。

また当日の19時、羅湖区にある100階建ての高層ビル「京基100大厦」がライトアップされ、400㍍以上を誇るビルに「向新而立 創无止境 深圳晚报創刊三十周年」という文字が出現。行き交う人たちは思い思いにスマホで写真を撮っていたという。(2023年12月29日)

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