今週の広東ローカルニュースを紹介

広州国際灯光節が開催

来年2月までライトアップ

 「2020広州国際灯光節(インターナショナル・ライト・フェスティバル)」が11月18日(水)~2021年2月28日(日)まで開催される。会場イベントは11月29日(日)で終了するが、橋梁ライトアップは、来年2月末まで楽しむことができる。

広州地下鉄は、今年の灯光節で、1日の平均乗客者数が865万人になり、11月20日(金)には960万人に達すると予測。このような状況を鑑みて、広州地下鉄では、一部路線やピーク時の運行数を増やし対応。また、関連区間の道路交通サービス、バス、APM線でも区間短線の設置や増便などの措置がとられる。

またイベント期間中は、イルミネーションが楽しめるよう、予約制週末観覧バスが運行。夜8時から珠江新城エリアと広州タワーエリアへ出発する。乗車地点は各「珠江新城」駅B1、A2出口、華夏路(富力中心向かい)と、「広州塔西」駅(南行)に設けられる。(11月18日)


世界5G大会

今年は広州で開催

 「2020年世界5G大会」が11月26日(木)~28日(土)に広州市で開催。世界5G大会は昨年初めて北京で開催され、今年は広州に会場を移し、2回目の開催となった。

開催方法はオンラインとオフライン、二つの手段を用意。国際的な著名人や各国来賓がオンラインで会議に出席。60近い国内外企業などもそれぞれの方法で参加した。また、1万2000㎡の展覧会場では、5Gの先進事例が紹介され、「新生活」、「新産業」、「新技術」等のテーマ別展示エリアが設けられた。

広州市は今後、全国の5Gパイロット都市の1つとして、新業態、新経済、新エネルギーの育成を加速し、5Gを都市発展の重要支柱にしていくという。(11月18日)


電動自転車の取締り実施

信号無視報道に関心高まる

 深セン交通警察は11月16日(月)、上歩百花一路で電動自転車の交通取締りを実施。最近、深センの電動自転車の運転マナーの悪さは社会的に大きな関心を集めており、深セン市公安局交通警察は、微信公式アカウントに関連報道記事を転載し、市民に注意を呼び掛けた。

取締り当日、逆走、ヘルメット未着用、信号無視などの違法行為者に対し、警官が指導と処罰を行った。福田警察部隊の錢氏は違法運転の主な原因とし「ドライバーが迂回を面倒くさがる」、「安全意識の低さ」、「道路設計上の問題」が挙げられると指摘した。(11月17日)


深セン空港、拡張工事

2025年までに完了

深セン市交通運輸局は、2025年までに深セン宝安国際空港の基本的な拡張工事を完了させ、国際線を100路線以上にさせることを計画していると発表した。

現在、全世界の航空業は新型コロナウイルス感染症の影響を未曽有の危機に直面しているが、同空港の航空貨物運送は増大。今年1月~9月までの貨物取扱量は99万㌧を記録し、世界第三位となった。中でも国際貨物は6カ月連続で前年比30%増であった。このような状況を鑑み、同運輸局は広東省、中国香港、中国マカオの発展を促す経済圏「粤港澳大湾区(グレーターベイエリア)」の更なる飛躍のため、同空港の拡張に力を注入していくという。(11月16日)


国内の取扱い貨物件数

深セン市、前年越え

国家郵政局は最近、取扱い貨物件数に関するデータを発表。同データによると、11月16日(月)まで、国内で取り扱った貨物件数は700億件を突破。2020年度の取扱い貨物件数は800億件を超えるだろうと言われている。

また、深セン市の取扱い貨物件数は10月末までに昨年の件数を超えていることが判明。上海、広州、北京に次いで第4位であったという。さらに11月1日(日)~16日(月)の中国ECサイト最大セールスイベント「双11」の期間は、取扱い貨物量は3億件に上った。

同データから「現在、中国経済は新型コロナウイルスがもたらした経済危機を克服し、消費意欲が戻ってきている」と専門家は分析している。(11月18日)

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