今週も広東ローカルニュースを紹介

深セン交響楽団

拍手喝采の英国ツアー公演

 深セン交響楽団の英国ツアーがロンドン時間3月11日(月)、バーミンガム交響楽団ホールで開幕。音楽総監督の林大葉氏指揮の下、譚盾作曲「グリーン・デスティニー(卧虎蔵龍)」、エルネスト・ショーソン作曲「ポエム」、オットリーノ・レスピーギ作曲「ローマの噴水」等国内外の名曲を演奏し、観客の拍手喝采に包まれた。

演奏が始まると、林大葉氏は中国を代表するチェリストの一人である聂佳鹏氏を伴い、観客に挨拶。開幕曲はチェロ協奏曲の「卧虎蔵龍」で、作曲者の譚氏は聂佳鹏氏について、同曲最高のチェス演奏者であると称賛。聂佳鹏氏は幼い頃に映画「グリーン・デスティニー」を観てヨーヨー・マが奏でるチェロに深く感動したと語る。

観客の歓声は鳴りやまず、林氏は幾度も謝辞を述べた後、中国の楽曲「高山青」と、友好の意を込めた「友誼地久天長」でアンコールに応えた。(3月13日)


地下鉄11号線2期

来年開通予定

 深セン地下鉄11号線二期区間が来年に開通予定。11号線が開通すると、14号線の東部快速線と共に、宝安、南山、福田、羅湖、龍岡、坪山の6区を結ぶ快速交通網が実現する。

深セン地下鉄11号線二期工事は「華強南」駅~「中大八院」駅区間のトンネル掘削工事を順調に終え、検査に合格。区間全長約188㍍、トンネル天井の深さは20・7㍍となる。建設工事は新局面を迎え、その他区間で引き続き各保障工事を実施する。

これまでに「華強南」駅、「紅嶺南」駅(折り返し線は含まない)の主な結合工事が完成しており、「中大八院」駅の主な建設もすでに完成している。

地下鉄11号線二期は2025年開通予定だという。(3月13日)


全自動展開の昼寝用ベッド

小学校でテスト導入

 広州市天河区華南農業大学付属小学校では、3月12日(火)の昼休み、生徒らが全自動展開の昼寝用ベッドを興味津々で見つめていた。

1学年5クラスに試験的に導入された全自動展開の二段ベッドは、これまで設置に30分かかっていた準備を30秒に短縮し、児童が平らな姿勢で眠ることができる。AI機能を備えた睡眠センサーで各種データを採取分析し、APPやミニプログラム(小程序)を通じて保護者へデータ提供と適切な助言を行う。これは省内初の試みで今後、ほかの学校にも広げていきたいという。(3月14日)


 

中国香港への高速列車

合計200便も増便

 深セン福田駅は3月15日(金)から3週間、金曜、土曜、日曜の中国香港西九龍駅行き高速列車の便数を増加。期間中、深セン~中国香港を往復する高速列車は200便に増え、両市民は「より気軽に往来できるようになった」と喜んでいるという。

現在福田駅では中国香港へ向かう利用者のため、専用のチケット販売窓口を設置。また、待合室には無料で利用できる充電ステーションが用意されており、駅の利便性がさらに向上しているという。

鉄道関係者は「福田駅は広深港高速鉄道の重要な駅です。今後も更なるサービス向上を行い、利用者に快適な旅を届けたい」と話していた。(3月15日)


ファッションウィーク

深セン、ミラン合同で

 深セン市南山区で3月19日(火)から22日(金)まで「2024深セン・ミラノ ファッションウィーク」が開幕。南山区では3月20日(水)~4月14日(日)まで南頭古城でオリジナルファッションイベント「深セン・ミラノ 新鋭ファッションアート展」が開催されるという。

同ファッションウィークのテーマは「層・重」。今回のファッションウィークのため「メルティング ポット」、「アラバマ ミューズ」、「フランチェスカ・ベラヴィータ」など、世界的にも有名なイタリアブランが出展した。また南頭古城if工場1階多目的ホールではファッションサロンが開設されるという。(3月17日)

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