今週の広東ローカルニュースを紹介

2023「必吃榜」が発表

美味くて安い! 食堂人気

 中国最大の生活情報アプリ「大衆点評」が6月27日(火)、2023年の「必吃榜」グルメランキングを発表。2017年以降7年目となり、今年は全国2062店の飲食店が評価され、その数は過去最高、61の都市及び地域が含まれ、深センからは66店がランクインした。

「美味い、リーズナブル、グッドエクスペリエンス」の基本路線を維持しつつも、今年の必吃榜では「発見感」が一層評価された。選出された飲食店は半数近くが新しくランクインした店で、小食堂が40%近くを占める。また深センの選出店はいずれもローカルチェーン及び小食堂であった。ローカルチェーン店の割合は80%を超え、中山壱鳩、新西園飲食店、巴汗羊肉串焼烤店等10余りの小食堂が選ばれた。選出チェーンの系列店を含む150店舗近くで、消費者が支持する「必吃定食」が指定され、割引価格で提供されるという。(6月28日)


大湾区最大サムズ

前海に6月末開業

 深セン市前海で6月29日(木)会員制スーパーのサムズ(Sam‘s)がオープン。前海店はグレートベイエリア最大の店舗で、深センで4店目、全国で45店目のサムズ店舗となる。

前海店には既存のサムズ店舗にはない新商品が多く並び、高品質で差別化と高級感を出す。建築面積は6万2000㎡で、サッカーコート8面分の広さの店内で、会員に宝探しのような買い物体験をさせる。

中国で最初のサムズは1996年に深センに開業。現在国内25都市で45店舗を運営し、年末までに48店舗に達する予定だという。近年、サムズは毎年約6店舗のペースで出店しており、会員の増加速度、継続率共に上昇しているという。(6月29日)


夏の黄埔区各公園

プチリゾート感覚で人気

 広州市黄埔区の各公園が最近、屋外レジャーに最適な場所として人気を集めている。

水墨園、東苑公園、香雪公園などでは蓮の開花が始まり、水墨園を訪れた王氏は「2日前に友人から開花情報を聞き、わざわざ来ました。とても美しく満足です」と語る。

また黄埔公園では、多くの家族連れがテントを張ったり、芝生でピクニックを楽しむなど、のんびりと週末を過ごしていた。80年代生まれの劉氏は「平日はオフィスにいるので、休みの日は特にリフレッシュしたい。ここは緑が多く、旅行に行くのと同じ感覚になれる」という。(6月29日)

 

 


中国南方航空

クライストチャーチ便開通

 中国南方航空は6月28日(水)、11月より広州ーニュージーランド・クライストチャーチ間の直行便の運航を再開すると発表。また広州ーオークランドの直行便を週3便追加する予定だという。

クライストチャーチはニュージーランド南島最大の都市で、大都市ながら、緑あふれる「ガーデンシティ」として有名。直行便の再開により、多くの中国人観光客が訪れることが期待されている。ニュージーランドの首相は、今回の航空増便メディアイベントに出席し「中国南方航空のニュージーランドへの継続的なコミットメントに感謝し、今後の協力関係の強化に大きく期待している」と述べた。(6月29日)


7~9月の広州気候

例年より暑く、雨多い

 広州市気象局は今年の中で、7月~9月が最も気温が高くなると予想。期間中の平均気温は27・5度~31・5度で、これまで10年間の平均気温より0・1℃~1・0℃ほど高くなるという。

また同局は7月~9月の最高気温はここ10年間より0・1度~0・5度高い、37・0度~40・5度になると予想しており、熱中症にならないようにと注意を促している。さらに累計雨量もここ10年平均で10%~20%多い650~920㍉になるという。

台風に関しては、期間中に3~4個ほど接近するであろうと同局は発表。そのうち、1~2個ほどの台風が危険な影響を与えるのではないかと警告している。(7月2日)

 

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