今週の広東ローカルニュースを紹介

2020映画興行収入

深センは6・4億元

 国家電影局の統計データによると、2020年中国映画市場の興行収入は204億元で、延べ5億4900万人が鑑賞。またコロナ禍で映画業界が打撃を受ける中、深センの映画興行収入は上海、北京に次ぎ、全国第三位であった。

深セン市で最も売り上げの多かった映画館は「深セン百老匯電影中心(IMAX万象天地店)」で、1595万元を記録。次いで「CGV影城(壱方城IMAX店)」、「CINESKY新天影院」が続いたが、売り上げが1000万元を超えたのは、右記3店舗のみであった。

また昨年、全国の興行収入が10億元を超えたのは「八佰」、「我和我的家郷」、「姜子牙」、「金剛川」の4作品であり、例年に比べて上映本数が減少したため、各映画館は様々な映画展を開催。様々な客層のニーズを満たす営業策を講じていた。(1月5日)


天河中心に地下道

23年完成予定

 広州日報によると、昨年大晦日、広州市天河路と体育東路の交差点歩行者道の起工式が行われた。工事を請け負う広州地下鉄集団の報告では、工期は790日。2023年に完成予定だという。

天河路と体育東路は天河路商圏の「黄金十字路」であり、正佳広場、万菱匯、太古匯、体育中心などのランドマークが集まっている。十字路の東側と南側に横断歩道があるが、交通要所のため信号の待ち時間が長く、青信号を急いで渡る人が多かった。この問題を解決するため、新たに設置される歩行者道は、L字型の地下トンネル道で、東側は天河路から万菱匯の地下へ繋がり、南側は体育東路を斜めに突っ切る。歩行者トンネルは長さ151m、出入口は全部で8カ所あるという。(1月5日)


深センの自動運転車

公道テスト用ナンバー取得

 中国科学院深セン先進院自動車電子センターの自動運転チームは、1月5日(火)、市交通警察が発行する「公道での測定検査用ナンバープレート」を取得。同センター主任の李彗雲氏によると、ナンバープレート取得後は、計画に則り、市交通委員会が定める19の市内公開区域で、スマートオンライン機能を備えた自動運転車両の公道走行測定検査を行うという。

同チームは同時に国内発の運転環境測定システムの開発も行っており、実際の運転環境を精巧に模した環境下でデータ収集を行っていくという。(1月6日)


新年の地下鉄利用状況

元旦の利用者最大

 広州日報によると、2021年元旦を含む3連休で広州地下鉄を利用者は2529万人、日平均843万人に達したことが判明。また、元旦となる1月1月(金)の利用者は941万人と3日間の中で最も多かったという。

正月3連休で最も利用者が多かったのは3号線(三北線も含む)で、567万人を記録。次いで2号線の355万人であった。広州地下鉄では正月連休前に利用者へ連休期間中はピークを外して地下鉄を乗車するよう事前に告知。その甲斐もあって、当日は大きな混乱もなかったという。

また、前日の12月31日(木)の大晦日は1139万人と2020年で最も多かった。(1月5日)


番禺区の駐車料金

15分間なら無料

広州日報によると、番禺区で「公道の臨時停車駐車料金に関する通知」が1月5日(火)に発布。今年の3月1日(月)より、臨時停車に対する駐車料金の改正が行われることが判明した。

通知によると、3月1日より専用のシステムを用いた「階段式」で駐車料金を徴収。停車時間が長くなると「基本駐車料金(30分毎に加算)」が上昇し、重点区域で8時間駐車すると、駐車料金は最大132元になるという。また、駐車料金は平日の7時半~21時半、週末、祝日の10時~21時半の時間帯に徴収。21時以降は無料になるという。

さらに通知によると15分間までなら、駐車料金は無料になるとも記載されている。

(1月6日)

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