今週の広東ローカルニュースを紹介

深センで無人運転試乗開始

福田区には20台投入

 深セン市福田区と深セン元戒启行科技有限公司が7月19日(月)、「Robo Taxi(自動運転車)」の体験サービスを開始。市民が無人運転を身近に体験できる機会を提供した。

Robo Taxiは今回、市内100カ所、全長200㌔の距離を運行。同有限公司が設けた専用ルート「レッドライン」に従い「党史館」、「深セン革命烈士陵園」、「蓮花山公園」、「深セン改革開放展覧館」、「深セン博物館」、「深セン海関陳列館」などの福田区主要地点を乗客を乗せて走行すると。また今後は、社区健康服務センターにも停車する予定で、Robo Taxiでワクチン接種に行けるようになるという。

乗車予約方法は、微信(We chat)公式アカウントから「元戒启行DeepRoute」をフォローし、乗車コードを申請。招待コードを受取った後、微信小程序の「元启行」で確定する。(7月20日)


地下鉄21号線

快速停車駅を調整

 広州地下鉄は7月24日(土)から、市民の満足度向上およびサービスレベル改善のため、1日の乗車数分析データを基に、地下鉄21号線の快速停車駅を調整すると通知。調整後は「天河智慧城」駅と「神舟路」駅に快速列車が停車し、「大観南路」駅には停車しなくなるという。

地下鉄21号線は19年末に全線開通し、快速と普通が運行している。「快速」は員村、天河公園、棠東、黄村、大観南路、蘇元、鎮竜、鳳岡、増城広場の9駅に停車し、「普通」は各駅に停車。関係者によると、広州東部の開発に伴い、21号線の一日平均乗客数が増加しており、統計によると「天河智慧城」駅と「神舟路」駅の利用者数が多く、増加傾向にある。停車駅調整後は、駅各所で変更内容が掲示される。(7月19日)


珠海市金湾区の都市開発

インフラ投資約53億元

 珠海市金湾区の西部生態新城に近年、多額の資金が投じられ、大開発が進行。今年、西部生態新城金湾エリアのインフラ建設計画は56項目あり、年間投資金額はおよそ53億元で、1月~5月の累計投資額は約27億元であったという。また現在は年度計画の51・57%が完成し、珠海の新たな都市中心部が姿を見せ始めている。

さらに区建設局は今年以降、双湖路市政道路の建設や保利天和小区周辺地域の臨時下水管工事などの予算追加を決定。年内には金湾華発商都中心などが完成する見込みだという。(7月19日)


 

珠江新城駅の改修終了

無料連絡路が完成

広州日報によると、最近、地下鉄「珠江新城」駅のホール改修工事が4カ月を経て、完了したことが判明。4つの出入り口およびホーム外の連絡路は開通。改札口を通ることなく、すべての出入り口に行くことが可能となった。

地下鉄「珠江新城」駅は、昨年より「乗り換えの効率化」を目的とした改修工事を実施。今回の工事では、新たな連絡路を建設しただけでなく、点字ブロックや地上へ出るための案内板も設置したという。

一方、現段階では地下鉄「珠江新城」駅の東西に設置されている3号線と5号線のエレベーターを使用すると駅から出てしまい、乗り換えができなくなるので注意が必要だという。(7月19日)


16号線、工事順調

23年には全面開通

深セン晩報が深セン市地下鉄集団から得た情報によると、地下鉄16号線の龍埔~龍崗区間のレール設置は予定通り進行していると報告。年内には16号線すべてのレール設置が完了し、2023年には前線開通する見込みだという。

地下鉄16号線は全長約29㌔。龍崗区の「大運」駅と宝崗区の「田心」駅を東西に結ぶ路線。途中の停車駅には「数碼城」駅、「双龍」駅、「坪山」駅、「江嶺」駅などがある。

同市地下鉄集団関係者によると「16号線は近隣の建築物に極力振動を与えないように建設されており、環境にも配慮された地下鉄であるとも言える」と語っていた。(7月20日)

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