今週のローカルニュースを紹介

地下鉄18号線と22号線

国内最速の時速160㌔

 広州日報によると、「粤港澳大湾区(グレーターベイエリア)」および国内でも最速となる広州地下鉄18号線と22号線の基本内装工事が完了し、内部の様子が明らかになったことがわかった。両新路線は「番禺広場」駅の同じプラットフォームに乗り入れ、内装は白とグレーが基調の落ち着いたデザインとなっている。

地下鉄18号線は「万頃沙」駅~「広州東」駅間を走行し、全長61・3㌔、停車駅は9駅で、南沙新区と広州市街中心部への快速線機能を担う。一方、地下鉄22号線は「番禺広場」駅~「芳村」駅間を走行し、全長30・8㌔、停車駅6駅で、広州南駅への快速線となる。

両線は万頃沙、広州南駅、広州東駅、白鵝潭の4大交通ハブへのアクセスを便利にし、琶洲、広州火車駅、白雲空港の主要地点もカバーしながら、南沙副中心から広州市街中心部へのアクセスを30分で実現する。(9月1日)


旅行消費割引券

1000万元給付

広東省文化旅行庁は9月10日(金)~12日(日)まで「2021広東国際旅遊産業博覧会(広東旅博会)」を実施。秋の行楽シーズン向け旅行消費を促進し、広東文化に触れる旅に補助金を給付する。また同時期に「広東文化旅行産業投資紹介会」、「広東国際旅行産業博覧会」などの重点イベントも開催される。

広東文化旅行消費の補助金は総額1000万元近くに上り、広東省での市民の旅行消費に充てられる。補助金による割引券は消費金額満49元で10元割引、満900元で200元割引など全5種類あり、各1人1回利用可能。割引券は9月上旬と中旬の2期に分けて発行され、広東文化旅遊の微信公式アカウントなどから取得できる。(8月31日)


交通事故総数減、死亡数増

大型車の企業安全管理指摘

 深セン市公安局交通警察は8月30日(月)に新聞発表会を開催し、今年の交通事故状況を報告。特に、重点業界企業の車両事故について言及した。

今年、深センの交通事故件数は175件減り、昨年比16・42%減少。一方、死亡者数は7人増え5・38%増加したという。そのうち環境衛生、工事運搬、物流等の各種貨物車による死亡事故が市全体の51・09%を占めた。

警察の調査から、主な事故原因は大型車の右折死角、交差点の未減速、速度・人数・積載量の「三超」および過労で、企業の安全管理責任が指摘された。(8月31日)


デジタル運転免許証

深センなどで発行

 深セン晩報によると、9月1日(水)、深センを含む28の都市でデジタル運転免許証の導入が開始。デジタル証明証普及のため、公安期間交通管理部門は全校統一アプリ「交管12123」を通じて、デジタル運転免許証を発行しているという。

デジタル運転免許証は、これまでの運転免許証と同じように使用することが可能。全国公安っ交通管理デジタル証明システムを使えば、交通違反の記録などがリアルタイムで照会できるなどのメリットを持っている。またデジタル運転免許証には偽造防止の対策が施されているので、容易に改ざんや偽造ができないようにされているという。(9月1日)


秋学期が開始

深センの交通状況

 深セン市公安局交通警察局は秋学期開始に合わせて、深セン市の交通状況を予測。天気や新型コロナウイルス感染症の感染防止対策などの状況を鑑み、登校の時間帯は学校周辺で小規模ながら渋滞が発生することがわかった。

深セン交通警察によると、開校初日の9月1日(水)、深セン市の交通車輛数は夏季より10%増の300万台に達すると予測。また交通渋滞指数は8月の1・4ポイントより0・04ポイント上昇した1・44ポイントになるという。また今後の交通渋滞のピークは、夏季休暇時より20分早い7時20分ごろになることも予測されており、出勤時間の調整を行うよう、関係者は注意を促している。(9月1日)

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