今週の広東ローカルニュース

マクドナルドのエコ店舗

深センでも増加中

 マクドナルド中国は6月29日(火)、米国グリーンビルディング協会が運用などを行う環境性能評価システム「LEED(リード)」の認証を取得。今後、深センなどの大都市を中心に、エコロジーを優先とした店舗づくりやサプライチェーンの確立、リサイクル推進を行っていくという。

同社は具体的な取り組みとして「店内飲食の向上」、「簡易包装によるプラスチック使用の減少」、「エコロジーに特化した包装材の使用」などを提示。また、サプライチェーンにおける節電やCO2排出削減を促し、持続可能な発展を後押しするという。

同社中国CEOの張家茵氏は新聞発表会で、「マクドナルド中国は毎年2万6000㌧のCO2の排出を削減している。2022年末には、中国のLEED認証店舗は1800店に達し、毎年6万㌧の排出量削減が可能になる」と語った。(6月30日)


新車種乗換え助成

最高1万元を給付

 広東省発展改革員会は6月29日(火)、「2021年自動車の旧車種から新車種への転換行動公告」を発表。旧車種から新車種への乗り換えで規定条件を満たせば、1台につき最高1万元を助成するという。

公告によると、広東ナンバーを持つ個人が廃車又は車を手放す際、省内で指定車種の新車を購入し、自動車登記などを行うと助成金の申請が可能となるという。廃車後、新エネ車購入で1万元、ディーゼル車購入で5000元を支給。下取りの場合は、新エネ車購入で8000元、ディーゼル車購入で3000元が助成される。期間は7月1日~12月31日まで。助成金の財源が尽きれば終了となる。手続きは、微信ミニプログラムの「粤省事」から可能。(6月30日)


新広从路の改造工事終了

6月28日に全面開通

 新広从路快速化改造工事が6月28日(月)に終了し、新広从路の基幹道路が全線開通。同工事に費やした時間は6年、総投資額は51億元あまりで、从化区から白雲区をつなぐ重要交通網が整備された。

新広从路の旧道は道幅が狭く、信号が多いため、ひどい渋滞が問題となっていた。白雲堡立体交差点~白雲区鐘落潭まで、渋滞時は60~70分以上かかり、渋滞でない場合も50分程かかっていたと言う。工事後は、从化区黄石東路~白雲区鐘落潭まで約半分の30分で到着できるようになった。(6月28日)


深セン市ワクチン接種

2303万回分終了

 深セン特区報によると、6月26日(土)までに深セン全市で新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が2303万回、1306万人に対し、完了していると報道。また、1006万人は2回目接種が完了し、2回目接種率は90・5%に達していることもわかった。

接種率を上げるため、深セン市衛健委では、市民がワクチン接種会場を容易に探せるよう、オンライン上に新型コロナウイルス感染症ワクチン接種マップを作成。市民が「We Chat」より簡単にワクチン接種会場を見つけられるようにした。また同市衛健委による「2回目接種重要性の啓発」も、接種率向上に繋がったと考えられている。(6月28日)


広州展覧会が再開

中国建博会は20日

 大洋網は、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、一時休止を余儀なくされていた広州市の展覧会が徐々に開催をされていくと報道。7月8日(木)に開催される予定であった「第23回中国(広州)建博会」は、7月20日(火)に開催されることが決定したという。

同展覧会では、建築業に携わる企業の新商品などを展示。広州琶州広交会展館と保利世貿博覧会で開催し展示規模は40万㎡を超えるという。

同会の関係者によると「開催日は12日も延期になったが、広州企業の復興に大きく寄与するため、私たちはハイレベルな展覧会を行う」と力強く語っていた。(6月28日)

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