今週の広東ローカルニュースを紹介

最も美しい学校の図書館

21の候補校をネットで投票

 深セン晩報によると「2021最も美しい学校の図書館」の選考評価会が11月5日(金)、深センこども図書館で開催。主催は深セン市教育局、深セン読書月組委員会らで、今年は「最も美しい学校図書館」、「校内読書の推進リーダー」、「校内の読書家」の3賞が設けられた。

「最も美しい学校図書館」イベントは、2019年と2020年にも実施され、学校や家庭、社会の広い関心を集めた。今年は同イベントを全面的に見直し、模範となる図書館、優秀教師及び生徒の表彰を実施。各賞の受賞者は、それぞれ10名程度が選出されるという。

イベントには100近い学校が参加し、文書、写真、ビデオ等の提出資料と取材を基に、組織委員会の初期審査が行われた。その後、審査を通過した21校に対し、ミニプログラムで投票が行われ、委員会票70%、ネット票30%が加算され、最終結果は11月下旬に発表される。(11月9日)


第3四半期の業績

BYD等3社躍進

 深セン企業トップ500が10月29日(金)に発表。BYD、順豊控股、平安銀行の業績が好調で、3社の2022年「フォーチュン500」入りが期待されているという。

今年の「フォーチュン500」入り企業の最低売上高は240億㌦(約1655億人民元)で、3社の期末売上予測はその額を上回っている。来年は世界経済が幾分回復し、全体的な底上げが見込まれるが、深セン企業の新たなTOP500入りに期待が高まっているという。また今年の「フォーチュン500」上位50社の中で中国企業は13社であった。そのうち深センの企業は中国平安とHUAWEIの2社。売上高が最多の50社では、テンセント、平安保険、招商銀行、HUAWEIの4社がランクインしている。(11月9日)


大型交通ハブの岡厦北駅

来年開通、4線利用可能に

 深セン晩報によると、深セン市は現在深セン市中心部に大型地下交通ハブステーション「崗厦北ハブ」を建設。来年の開通を目指しているという。

同市が進める「崗厦北総合交通ハブプロジェクト」は、1駅に地下鉄2号線、10号線、11号線線、14号線の4路線が乗り入れるという。また、西口は市民センター、南口は新天地に連結する。現在、プロジェクトは電気設備設置と内装工事のピークを迎えており、2022年に完成予定だという。

崗厦北ハブは福田区市民センター東側、深南大道と彩田路交差点に位置し、地下三階建て、総面積約22万4900㎡になる。(11月9日)


12月、広州芸博会開催

展示面積は約2万㎡

 広州市海珠区、南豊国際会展中心で12月17日(金)~20日(月)まで、中国三大芸術博覧会のひとつ「第26回秋季広州国際芸術博覧会(第26回広州芸博会)」が開催。展示面積は約2万㎡になるという。

同博覧会では「視野・国際館」、「蜕変・当代館」、「荟萃・芸廊館」、「投資・収蔵館」とテーマが異なるパビリオンを設置。国内外の絵画や彫刻品、版画など、様々な芸術品を展示、販売を行う。

「新型コロナウイルス感染症の影響で芸術文化活動に大きなダメージを与えている。だからこ広州芸博会は文化交流の場として、新たな可能性を想像しないといけない」と関係者は語っていた。(11月9日)


リサイクル率を85%

2025年までに 

深セン特区報によると、深セン市は2025年までに約80%の建築廃棄物をリサイクル利用できるよう計画していると報道。固形廃棄物の減少と資源化利用を推進する「無廃棄都市」として、環境保全活動を率先して行っていくという。

深セン市はこれまで「無廃棄都市」として様々な環境保全活動を行い、一定の効果を得てきたが、国際基準にはまだ大きな隔たりがあるという。政府関係者は「深セン市は今まで以上に環境保全活動を重視する。そのために現在、建築廃棄物総合リサイクル工場の建設を計画しており、工場完成後は建築廃棄物の総合リサイクル率は83%に達するであろう」とコメントしていた。(11月9日)

 

 

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