今週の広東ローカルニュースを紹介

交通違反取締り厳格に

ヘルメット着用義務化

広州市で12月30日(月)より「広州市電動自転車管理規定」が施行。電動自転車の運転者と同乗者にヘルメット着用が義務付けられる。違反すると、警告や50元~200元の罰金が科される。

交通警察部門の統計によると、バイクや電動自転車の交通事故では転倒による頭部損傷が主な死亡原因で、頭蓋脳損傷による死亡者数は80%以上を占める。ヘルメットの正しい着用で頭部の外傷や死亡リスクを大幅に減らせるため、正規ルートで3C認証を受けたヘルメットを購入し、適切に着用することを推奨する。

また、ナンバープレートの無登録、プレートを隠す、改造車などの交通違反に対する取り締まりも強化。違反を重ねた場合は、車両没収など厳しい措置が取られるという。新規定の施行に向け、広州交通警察は市民への啓発活動を展開し、交通安全の意識向上と秩序ある交通環境の実現を呼びかける。(12月9日)


春節航空券発売

国際線は価格上昇

 広州日報によると来年春節期間の航空券が発売開始となり、某大手予約サイトでは除夕(中国の大晦日)出発便に予約が集中。例年、12月中は比較的チケットが入手しやすく、徐々に予約数が増加。1月13日(月)以降、鉄道乗車券が発売開始になると、航空券価格も上昇するため、旅程が確定している場合は早めの購入がよいという。

空の便では北京、上海、広州、深センなど主要都市からの出発便は依然価格は高め。国際線では、東京やソウルなどの人気都市への需要が高まり、除夕前後の価格は通常の5倍に達するという。また2月3日(月)、4日(火)の帰路便は正規料金が維持。特に観光路線では、ピークを避けた移動が推奨される。(12月11日)


黄茅海跨海通道が開通

12月11日から試運行

黄茅海跨海通道が12月11日(水)、試運行を開始。全長31㌔、海上区間は14㌔で、珠海市と江門市を結ぶ。珠海から江門への陸路移動が約1時間から30分に短縮される他、珠海金湾空港まで30分、香港国際空港まで60分で到達可能となる。

黄茅海跨海通道は港珠澳大橋の西延長線で、特に珠海横琴自由貿易区、高欄港経済区、江門大広海湾経済区間の連携を強化する。通行料は審査中で、試運行期間は無料。400以上の駐車スペースや新エネ車充電設備を備えた黄茅海サービスエリアも同時に開業する。(12月11日)


龍華公園がオープン

1年半の改修工事を経て

深セン市龍華区にある龍華公園の改修工事が最近、完了。1年半の月日をかけて、園内は綺麗になり遊べる施設も増えて、多くの市民から喜びの声があがっている。

龍華公園は32年の歴史を持つ公園。リニューアルされた同公園には自然豊かな渓谷を歩いているかのような遊歩道があるのが特長。ジャングルジム、滑り台、回転UFOや砂場などの子どもたちが遊べる設備も増えた。付近に住む市民から「龍華公園がオープンするのを心待ちにしていました。園内の環境は以前よりよくなり、また友だちと一緒に歌ったり、話ができる場所が復活して、本うれしいです!」と喜んでいた。(12月12日)


西九龍イミグレ

外国人利用者が増加

深センと中国香港を結ぶ西九龍国境検査所によると、今年に入ってから、164の国と地域から100万人を超える外国人観光客が西九龍駅を経由し、出入国を実施。昨年より90・2%も増加し、1日の同検査所を利用した人数は過去最高となる6300人を超えたという。

昨年より行われているビザ免除政策のおかげで、多くの外国人が西九龍を経由して深センに来訪。外国人専用ゲートなどが設置され、気軽に出入国ができるようになったという。西九龍のイミグレを利用したフランス人は「以前中国に訪れた際はビザの手続きをするため、長い時間を必要としたが今はそれがなくなり、非常に助かっている」と話していた。(12月11日)

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