キャンプ需要18・6%増
市場規模は354億元
深セン商報によると、現在、屋外キャンプは最も人気のレジャーとなり、人気急上昇。多くの区営公園では専用エリアを設けてテントの設置サービスを提供。深セン市の公園でも、次々とキャンプ場が開設され、消費者ニーズに応える試みを開始している。
キャンプ愛好家の民張氏によると、キャンプ産業は日本や欧米では数十年の歴史があるが、国内ではここ2年で急速に業界が発展してきたという。今年の清明節、旅行予約サイトでは深セン市の周辺キャンプ場は約88%が事前予約で場所が埋まった。消費者は、より多くの野営空間、充実した施設、キャンプ用品を求め、野外で余暇を楽しむニーズが一層高まっている。
現在国内には4万6000社の関連企業があり、48%が設立1年以内、8割が設立5年以内だという。また、国内キャンプ市場の今年の伸び率は18・6%と予測される。(4月18日)
新エネ車売上好調
BYD純利益増加
自動車メーカー「比亜迪股份有限公司(BYD)」は4月18日(月)に今年第1四半期の業績予告を発表。2022年1月~3月の純利益が6億5000元~9億5000元、昨年同期比174%~300%増となることがわかった。
BYDは今期の業績変動要因として、マクロ経済の下降や、新型コロナウイルス感染症の拡大などの不利な影響にも関わらず、新エネルギー自動車業界全体では急速な成長が継続傾向にあることをあげた。同社の新エネルギー車販売台数は過去最高を記録し、市場占有率も上昇。中国香港取引所の発表では、BYDの3月新エネルギー車販売台数は昨年比422・97%増の10万4878台であったという。(4月19日)
深セン金融センター
GFCIで上位10社入り
深セン商報によると、最近、「第31回国際金融センター指数(GFCI)」が発表され、都市別ランキングで深セン金融センターがトップ10入りを果たしたことがわかった。
深セン金融センターは、2016年のGFCIランキングで22位、国内では中国香港と上海に次いで3位であった。2021年は、特に「金融業発展水準」項目が大きく上昇し、「フィンテック」の分野で世界第6位となった。
2021年の深セン市法人納税額は金融業が全体の24%を占め、業界別で首位。また、新規国内上場社数39社のうち、23社が金融機関であった。(4月19日)
深センのPM2・5
5年で35・7%減少
深セン市生態環境局によると、「2021年度深センPM2・5(微小粒子状物資)」の濃度は平均18マイクロ㌘/㎡で、3年連続、WHO(世界保健機構)が定める第二段階標準値をクリア。また2017年に比べ、10マイクロ㌘/㎡も減少しており、観測史上、最も良い数値であったという。
深セン市の大気環境改善が持続的に行われているのは、脱炭素政策による所が大きい。同市ではここ5年、厳格な排出基準を設け、全国で率先してバス、タクシーの100%電動化を実現。また、新エネルギー自動車の保有数は約50万台、電動トラックの保有数は9万8000台に達し、全国トップを記録しているという。(4月19日)
深センのトイレマップ
4100カ所が登録
深セン特区報が深セン市城菅・総合執法局から得た情報によると、同局は最近市民が安心・快適に生活できるよう「公衆トイレマップ」を作成。同マップはWeChatの公式アカウントで確認でき、公衆トイレを簡単に探すことができるという。
同局が開発した「公衆トイレマップ」には4100カ所の公衆トイレが登録されている。マップを開くと、すぐに周辺にある公衆トイレの位置情報を送信。ナビゲーション機能を利用し、利用者から最も近い公衆トイレに案内してくれるという。また同マップは公衆トイレのほかに、地下鉄、観光地などの公共スポットにあるトイレの情報も検索してくれる。(4月19日)