今週の広東ローカルニュースを紹介

深センの高級眼鏡生産量

世界シェア50%以上

 深セン商報によると、深センで生産される眼鏡の年間生産量は1億2500万個で、売上は100億元を超える。また輸出が占める割合は80%以上で、中高級眼鏡の生産量は世界シェア50%以上だという。

深セン市は全国5大眼鏡産業基地の1つで、現在800社余りの眼鏡メーカーがサプライチェーンを形成している。また自社ブランドを有する眼鏡メーカーは200社に及ぶ。

深セン商報は11月29日(火)、深セン商報は深セン慧明眼鏡創業者の李照教氏にインタビューを実施。同氏は「眼鏡の製造工程は少なくとも100余り、多くて500もある。40年余りの市場経験を経て、深セン製の技術水準は世界標準に並んだ。特にハイエンド製品では国際的なブランド力がある。」と話してくれた。同社は長年、世界最大のアイウェアメーカー「ルックスオティカ」などに専門パーツや製造サービスを提供している。(12月1日)


屋外広告の管理法

1月1日に施行

 深セン晩報は深セン市政府が昨今、街頭に多くの広告が乱立しているのを問題視していると報道。同市政府は街の景観が損なわれるのを危惧し、2023年1月1日(日)より「深セン市戸外広告設置管理弁法」を施行すると発表し、屋外広告に関するガイドラインをより明確にした。

同法では、深セン市政府が定めたランドマーク周辺および学校、観光地、文化保護エリア、交通安全施設、交通標識や車道、歩道などの場所に屋外広告を設置してはならないと定めている。また現在設置されている屋外広告に関しては、それぞれの情況に基づき、広告主に改善および広告掲載禁止を求めていくという。

(12月1日)


氷と雪のテーマパーク

海昌海洋公園が建設

 海昌海洋公園は11月27日(日)、、深セン市宝安区の海雅繽紛城に氷雪テーマパークを建設すると発表。同テーマパークは本物の氷と雪を目玉に、親子ファミリー向けや映えるオシャレスポットを組み合わせた新コンセプトの文化娯楽体験パークで、発子どもに焦点をあてたテーマパークになるという。

海昌海洋公園と広州楽漫文化娯楽有限責任公司は戦略提携の枠組協議に署名し、双方が共同で資金、人員、ブランド、マーケティング等の各種資源を投入する計画だという。(11月30日)


深センのモノレール

BYDが製造

 深セン晩報は12月中下旬より、坪山区で坪山高鉄駅と比亜迪駅を結ぶモノレール1号線が開通すると報道。市民の足として今後、経済発展に寄与すると期待されている。

同線で運行するモノレールは「雲巴(スカイシャトル)」と言い、深センを代表する電池メーカーであり自動車メーカーである「BYD(比亜迪)」が100億元以上の投資をして、製造。世界トップクラスのブラックボックステクノロジーが使用されており、時速80㌔で運行、自動運転技術を搭載しているという。

また同1号線は全長8・506㌔。地下鉄14号線と16号線との乗り換えが可能となっているという。(12月3日)


地下鉄14号線

1カ月で689万人

 深セン地鉄集団の報告によると、今年10月28日(金)に開通した地下鉄14号線は11月28日(月)時点で利用者が累計で689万人を突破。定時運行率は99・91%となっているという。

同市の地下鉄14号線は全長50㌔。崗厦北駅~沙田駅を結ぶ線で、福田区、羅湖区、龍崗区、坪山区を跨いで運航しており、平日の利用者数は平均21万人を超える。またピーク時には車輌数を22輌から24輌に増やすことで、輸送力を向上させているという。

地下鉄関係者は「崗厦北駅が開通して1カ月。地下鉄2号、10号、11号線の乗換駅として最も多くの人に利用されている」と話していた。(12月2日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

最新号の電子版はこちらから

PAGE TOP