今週の広東ローカルニュースを紹介

東莞中心エリアに駐輪場

6159カ所を設置計画

広州日報によると、9月22日(木)の「世界ノーカーデー」を前に、東莞市は「オンラインシェアサイクル発展計画」を発表。同計画によると、同市は将来的に市中心に自転車駐輪エリアを6159カ所設置。駐輪場の数を10万6000カ所から13万2000カ所に増やすという。

また東莞地下鉄では9月21日(水)、エコな交通手段として地下鉄を選んでもらえるよう、2号線の5駅で先着1000人の乗客に対し、無料で乗車券を贈呈した。

関係者によると同市のシェアサイクル台数はすでに39万9000台に達し、日々52万人が利用。主な運営会社は美団単車、青桔単車、ハロー単車の3社で、車両の1日平均稼働率は1・3回だという。また同市のシェアサイクル配備率は87%で東城、厚街、南城、長安、万江、虎門、莞城の7鎮(街)に集中している。(9月21日)


深セン500企業

累計雇用436万

 深セン晩報によると9月21日(水)、「2022深セン企業トップ500番付」及び「2022深セントップ500企業発展報告」が発表された。

発表されたデータによると、2022深セントップ500企業による雇用創出は436万9000人で、昨年から34万7600人も増加。雇用規模が10万人超の企業は10社あり、上位3社は保険会社「中国平安」、新エネ車製造「BYD(比亜迪)」、コネクターなど製造「Luxshare(立訊精密)」で、2021年の雇用者数は35万6000人、28万8000人、22万8000人であった。

また、海外市場が活性化。500社中240社で海外売上があり、116社が海外雇用しているという。(9月22日)


沙荷路生態公園

9月21日にオープン

深セン商報によると9月21日(水)、龍岡区横岡街道に沙荷路生態公園が正式オープン。同公園の園内はいたる所緑が潤っており、周辺住民の生活と都市景観の向上に一役買うと期待されている。

同生態公園は北桐森林公園プロジェクトの重要なファクターとして建設。横岡街道六約社区に位置し、面積は約2万7000㎡を有すという。

また同生態公園は「海綿都市(スポンジ・シティ)」の役目を担うため、イネ科やキク科などの多様な湿生植物が多く植えられているという。(9月22日)


宝安区で商品券を支給

総額5000万元

 深セン市宝安区商務局は9月23日(金)より「2022年宝安購物フェア」を開催。同局は当日から11月30日(水)まで、1億元の自動車購入補助金を支給。さらに6月16日より実施している「新車乗り換え補助金制度」も続けて実施するという。

また同局は宝安区にあるショッピングモール「万達広場」やスーパー「華潤万家」などと協力し、約4000店舗で使用ができる総額5000万元の電子商品券を再度支給すると発表。9月から10月の間で4回に分けて支給され、消費者は9月23日10時から毎週金曜日に支付宝と雲閃付のアプリよりフェアのイベントに参加でき、電子商品券がもらえるという。(9月23日)


乾燥が続く河源市

人工的に雨を降らせる

広東省河源市気象局は10月6日(木)~12月31日(土)の期間、人工的に雨を降らせるため、専用のロケットを同市上空に打ち込むことを計画していると発表した。

同局の関係者によると、河源市では最近、空気の乾燥した日々が続き、森林火災の危険性が高まっていた。さらに
干ばつの影響で同市の生態系に異常をもたらすことも危惧されていて、今回の計画が発表されたという。専用ロケットの発射は、同市の気候を観察しつつ、関係者が必要と判断した時に発射する。

これまで中国国内では人工的に雨を降らすため、専用ロケットなどを打ち、実績を収めてきたという。(9月26日)

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