今週の広東ローカルニュースを紹介

広州粤劇院、近日開業予定

珠江新城に新ランドマーク

 中国建筑第四工程局有限公司によると、12月12日(月)、「広州粤劇院」が竣工し、近日オープン予定であることが判明。広州粤劇院は嶺南文化の新ランドマークとして、脈々と受け継がれる粤劇の魅力を発信する。

広州粤劇院は珠江新城に位置し、総面積は約4万㎡、地下3階、地上16階。1200席の大劇場、500席の小劇場、60席の小映画館3会場を有する。文化活動センター等の設備もあり、西側に接する紅線女芸術中心とは3階の連絡通路で繋がっている。

建物外観は、伝統的な粤劇演目中の龍や鳳凰のような躍動感ある曲線デザインが採用され、鷹揚で美しい色彩と共に粤劇文化が表現された。観客出入りの人の流れ、日照、風通し、熱射環境、騒音対策、省エネなど多方面が考慮され、国家緑色建築標準を取得。音と光の効果で観客に最高の視覚、聴覚体験を提供する。(12月14日)


幼稚園と小中学校

1月8日~冬休み

 深セン晩報によると最近、深セン市教育局は幼稚園および小中学校の2022年秋季学期と冬期休暇に関する通知を発表。冬期休暇、期末試験日程および在宅オンライン学習の選択可否などについての情報が提示された。

同通知によると、幼稚園と小中学校は2023年1月8日(日)から、高校は1月15日(日)から冬期休暇に入り、春季新学期は2月6日(月)から開始する。また現段階では、登校或いは在宅でオンライン授業に参加するかを、保護者と学生が選択できるようになっているという。通知では、保護者と学生の意見を充分に尊重して「オフライン+オンライン」による同時授業の方式をとり、授業の設備保障、秩序維持、安全性などが対策されるという。(12月15日)


アムステルダム直行便

深セン発、1月2日就航

 中国南方航空は、2023年1月2日(月)以降の毎週月曜日と1月11日以降の毎週水曜日、深セン-アムステルダム間の往復直行便を増便する。機体は大型のエアバスA330。往路は1時50分深セン発、現地時間8時アムステルダム着。復路は現地時間14時10分アムステルダム発、翌日9時深セン着だという。

同路線は深セン空港初のオランダ直行便となる。南方航空はすでにジャカルタ、モスクワ、ドバイ、シンガポールへの国際便通常運行を再開しており、来年のアムス便を皮切りに国際便の運航復旧を進める計画だという。(12月15日)


南山ハーフマラソン

18日に無事開催

深セン晩報は12月18日(日)、深セン人材公園の東門をスタート地点とし、2022深セン南山ハーフマラソンが開催されたと報道。は深セン人材公園の東門でスタートした。ロンドン五輪バドミント男子シングルスで金メダルを獲得し、現在選手を引退している林丹氏が先頭に立ち、1万6000人のランナーとともにコースを疾走した。

レース当日6時30分ごろ、参加ランナーは続々とメイン会場である深セン湾スポーツセンターに到着。気温は6℃しかないが、参加者の情熱は寒さを弾き飛ばしていた。コースは深セン人材公園、大沙河生態回廊、南頭古城など多くの観光地やランドマークを経由していたという。(12月19日)


偽マスクの製造

実刑が確定

 東莞市第3人民裁判所は最近、有名マスク会社の登録商標を無断で使用し、偽マスクを販売していた3人の被告に対し、懲役5年10カ月から2年2カ月の実刑判決を言い渡し、さらに計1000万元以上の賠償命令を科した。

広州日報によると、同被告らは2020年5月より、有名マスク会社の登録商標を無断で使用し、合格証や検査報告書などを偽造して、偽マスクを販売。約2カ月足らずで百万個を売り上げ、販売金額は1600万元を超えたという。

公安部は2020年7月、彼らの犯罪を摘発。商品を押収し、犯罪となる証拠を集め、翌21年3月に公訴を実施し、最近になり、刑が確定したという。(12月15日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

最新号の電子版はこちらから

PAGE TOP