今週の広東ローカルニュースを紹介

バレンタインデー婚が人気

絶叫マシンで愛を叫ぶ

 深セン市福田区の婚姻登記所では2月14日(火)のバレンタインデーに婚姻届を提出するカップルが朝から行列を成した。また遊園地「歓楽谷(ハッピーバレー)」では、全国各地から15組のカップルが集まり、地上28㍍の空中ブランコアトラクション「暴風秋千(STORM SWING)」から「結婚しよう!」と愛を叫ぶイベントが開催されたという。

福田区民政局婚姻届出所では、営業開始の8時半前からすでに十数組のカップルが婚姻届を提出するため、行列を成し、職員は昼休み返上で申請資料の確認作業を実施。また、遊園地の歓楽谷では、空中ブランコイベントの参加者を募集すると、わずか1週間で100組余りの申し込みがあったという。

バレンタインイベント当日は深セン市の気温が低下したが、会場は新婚カップルらのロマンティックな熱気に包まれていた。(2月14日)


健康管理の粤康コード

2月16日から停止

 新型コロナウイルス感染症対策の規制緩和により、健康コード「粤康コード」の「抗原セルフ検査」、「老幼助査」、「健康申報」、「電子証照」、「防疫工作台」のサービスが2月16日(木)11時より停止。関係部署はサービス停止後、関連法規規定に則り、サービス関連データの徹底した削除を行い、実情に則した個人データの安全を保障すると発表した。

関係者によると「粤康コード」で得た個人データは、中華人民共和国データ安全法、中華人民共和国個人データ保護法などの関連法規に基づき、厳格な技術で管理。政策変更後も、粤康コードのPCR検査とワクチン接種記録の検索機能に影響はなく、暫く利用可能だという。(2月15日)


深セン初オープン

カフェ併設の郵便局

 南山区科技園郵政支局で2月14日(火)、深セン初となる郵便局併設となる郵便カフェがオープンした。

郵便カフェの内装には「郵政グリーン」を使用し、郵政のエッセンスを随所に見ることができる。ポストやレトロな配達自転車などの形をしたケーキもあり、店内にはバリスタが淹れるコーヒーの香りが漂う。郵便局の利用者は待ち時間にコーヒーを飲んだり、遠方の友人にはがきを書いたりして過ごすことができるという。

深セン郵政責任者は、市民の社交の場で珈琲を楽しみ、郵政文化の新体験を提供したいと語る。(2月16日)


深センでフルマラソン

2万人が参加

深セン市民センターで2月19日(日)「2022深センマラソン」が開催。約2万人の市民に各業界の著名人も参加した。

今回の深センマラソンは市民センターを出発し、福田、南山、宝安、前海、4つのエリアを超え、前海石公園を目指すコースとなっており、男子の部では何傑選手、女子の部ではエチオピアのALEMAHEYU選手が優勝した。

ALEMAHEYU選手はレース後、とても喜んだ様子で「今日はいい走りができました。深センという街はとてもきれいでよかったです。私はコース上で躍動し、全体的にとてもいい感じでした」とレースの感想を述べた。(2月20日)


深セン地下鉄の利用者

過去最高を記録

 深セン晩報によると、2月17日(金)、深セン地下鉄全18線の利用者数が848万7300人を記録。2021年12月31日から1月1日にかけて記録した843万1900人を超え、過去最高の利用者数を記録した。

17日の金曜日は、平日の利用者のほかに、学生やレジャー客などの利用者が増大。初めて平日で840万人の大台を超えた。

地下鉄関係者は「2023年になってから、平日の金曜日の夜と週末は地下鉄の需要が顕著に増加している。日々、乗客が増えており、新型コロナウイルス感染症の影響で冷え込んだ景気が力強く回復している」と話していた。(2月19日)

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