深セン空港にヒルトン建設
ペットと一緒に宿泊可能
ヒルトングループが4月26日(水)より、深セン宝安空港で「希尔頓逸林公寓(ダブルツリーホテルbyヒルトン)」を開業。同ホテルは深セン空港航空城発展有限公司が投資建設を行い、ヒルトングループが運管管理を行うという。
同ホテルは全152室。全客室に独立したキッチン、ランドリー、リビングを備えている。またそのほかにも、1000㎡のルーフトップガーデンから、空港の夜景を楽しむことができるという。
さらに同ホテルは、ペットと共に宿泊ができることも特長のひとつ。ホテルで飼われているコーギー犬は、看板犬として来客を迎えており、ペットと一緒に宿泊できることで「家」に居るような暖かみを提供していると関係者は話す。また、9月25日(月)までは開業サービス期間で、ヒルトン公式サイトから予約した栄誉会員には特別ポイントが付与される。(4月26日)
琶洲ー中国香港空港間
フェリー140分
琶洲港澳港ー中国香港国際空港(海天埠頭)間で4月28日(金)より、往復航路の試運行が開始。琶洲港澳では、航空券の事前搭乗手続き、荷物預け入れ、関税手続等が可能で、乗客はフェリー出発時刻の90分前までに、琶洲港澳港に到着し、関連手続きを行う必要がある。
試運行期間、琶洲港―中国香港国際空港間の往復は毎日1便。往路は琶洲9時45分発、12時05分、中国香港国際空港到着予定。復路は14時香港国際空港発、16時20分琶洲到着予定。
チェックインカウンターは、琶洲港澳港の2階出発ロビーに設置される。「微信」から乗車券を購入し、「ミニプログラム」から入境衛生健康申請をしておくと通関手続きがスムーズに行える。(4月25日)
白石岡学園、新校舎建設
地形活かし、屋上菜園も
深セン市鵬新区葵湧弁事処の白石岡学校工事施工図が近日完成し、認可を取得し、着工することが明らかになった。
同校は、小学校24クラス、中学校12クラスを有する9年生中高一貫校で、完成後は1680人の生徒が通学。西は金業大道、北は塩鹽埧高速、南は計画中の宝石西路(現葵鵬路)に接し、総面積は1万6287㎡、総建築面積は3万7019㎥、概算総額は3億128万元になる。校舎は、山や丘が多い凸地形の特徴を生かし、学生が教室間を移動する際、異なる角度から異なる風景や豊富な空間変化が楽しめる。(4月25日)
広交会第二期が閉幕
新ビジネスチャンス誕生
広州市で開催されていた「第133回輸出入商品交易会(広交会)」の第2期が4月27日(土)に閉幕。第2期では日用消耗品、贈答品、家庭用装飾品などの軽工業製品がメインで、出展企業は1万2000社近くに達し、26日(水)までに延べ81万5000人が来館、成約額は45億㌦を超えたという。
今回の広交会は低炭素社会実現をテーマとした製品が多く、関連製品は同会の半数を占める25万点も展示。これらの製品は多くの来館者から注目され、100万㌦を超える取引もあったようで、新たなビジネスチャンスが生まれていたという。
またオンライン取引も盛況で、36万人にも上る海外購入業者が参加した。(4月28日)
深センデザインウィーク
4月27日より開催
深セン濵海芸術センターオペラホールで4月27日(木)、「2023深センデザインウィーク」の開幕式が開催。期間は4月27日(木)から5月6日(土)までの10日間で、期間中はメイン会場でテーマイベントを8回、複数のサブ会場では関連イベントが行われるという。分けて開催される。
深セン市は2008年、ユネスコより中国初となる「デザイン都市」に認定され、今年で15年目。これまでの15年で、深セン市のデザイン文化は飛躍的発展。同市で企業しているデザイン関係業者は3万3000社以上、デザイン上場企業は30社以上、デザイナー数は22万人を超えているという。(4月28日)