今週の広東ローカルニュースを紹介

健康活動月間始まる

深セン市平均寿命83・93歳

福田区のフォーシーズンズホテルで8月8日(火)、「2023深セン健康活動月間」の開始式が開催された。

今回のイベントは健康深セン行動推進委員会の指導の下、市衛生健康委員会が主催。活動内容は成果発表、学術交流、健康促進、会場体験、産業博覧会などの5大テーマで300項目余りある。また、「映え」を意識した活動促進スポットには、観瀾河湿地公園、塩田海浜桟道、市予防医学科普基地(深セン図書館健康分館)、市生活ごみ分別科普教育館など10カ所が指定されている。

開始式で発表された「深セン市民健康白書(2022年)」によると、深セン市平均寿命の健康指標が向上し、全国平均水準を上回る83・93歳にまで上昇したことがわかった。市は継続して医療衛生関連の財政に力を入れており、2022年度の地方財政支出に占める衛生健康の割合は13・52%であった。(8月9日)


タクシー利用状況

上半期、利用増加

広州市交通運輸部門は最近、広州市タクシー業界の2023年上半期の市場運行監測指標データを発表した。

上半期の市場規模は、市内巡回タクシー会社数74社、車両台数1万9560台、運転手の数3万2522人で、22年12月末より車両台数は3台増加、運転手の数は1224人増加した。また、オンライン配車の営業許可取得プラットフォームの数は110社で、オンライン配車タクシー運輸証の取得件数は15万8521件で、昨年末より2万6571件増加。同じく運転許可証の件数も3万3496件増加した。利用状況では、今年上半期の巡回タクシーの1日平均搭乗者数は延べ約24・40回、オンライン配車の予約件数は約10・22件であった。(8月8日)


深セン地下鉄の神対応

暴雨で雨ガッパを配布

深セン市は8月7日(月)早朝、突然の暴雨に見舞われ、地下鉄の出入り口で立ち往生する出勤者が続出。そこで深セン地下鉄は、色とりどりの使い捨て雨ガッパを駅出口で配布し、地下鉄「留仙洞」では、午前9時頃から計800枚の雨合羽を贈呈した。また、ほかの駅では、赤色と青色の「愛心傘」を貸し出すなど、各駅でそれぞれの対応がとられた。

深セン地下鉄では使い捨て雨ガッパなどの応急品として常備。乗客は助けが必要な場合、構内お客様センターや駅職員に助けを求めることができる。(8月8日)


ファーウェイの実績

売上高、昨年比3・1%増

中国の大手通信機器メーカー「華為技術(ファーウェイ)」が2023年上半期の経営実績を発表。同発表によると、23年上半期の売上高は前年比3・1%増の3109億元、純利益は466億3500万元で純利益率は15・0%であったことがわかった。

上半期ファーウェイのICTインフラ事業の収入は1672億元、端末事業の収入は1035億元、クラウド事業の収入は241億元、デジタルエネルギー事業の収入は242億元、スマート自動車ソリューション事業の収入は10億元であり、同社董事長は「2023年上半期、ファーウェイのICTインフラ事業は安定し、端末収入は大きく成長した。」と語った。(8月12日)


中国10大図書館

盐田区図書館が選出

中国の出版社「新華社」が発行する雑誌「望遠東方週刊」はオリジナル性の高い図書館を選定した「2023・10大特色図書館」を発表。深セン市の盐田区図書館が選出された。

同10大図書館は、中国全土(中国香港、中国マカオ、中国台湾は除く)にある図書館の中から選出。首都図書館、広東省立中山図書館、山西省図書館などが合同で審査を行い、オリジナル性が高く、来訪者に快適な読書空間を提供している図書館を決定しているという。

深セン市の盐田区図書館は最近建設されており「灯台と一緒になった図書館」として人気を集め、多くの深セン市民が訪れるランドマークになっているという。(8月13日)

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