今週の広東ローカルニュースを紹介

屋内スキー場の売上

7月以降、昨年比160%増

生活関連サービス大手「美団」が発表したデータによると、7月以降、深セン市の屋内スキー場の入場者数が183%増加。また、グルメサイト「大衆点評」の報告によると、今年6月の検索ワードで「深セン屋内スキー場」の数量が昨年より増えており、「深センKAROO氷雪世界」、「世界之窓アルプス氷雪世界」の施設の検索件数は昨年に比べ、それぞれ87%増、95・5%増で、夏のおでかけ人気スポットとなっている。

世界之窓アルプス氷雪世界の責任者によると「7月の来場者数は毎日3000人を超え、外地からの旅行者も多く、売上は6月の倍になった」という。広東人にとって雪遊びは子供の頃からの夢だったようで、多くの人が同テーマパーク内で雪合戦などの遊びに盛り上がっている。また省内来場者以外に、中国香港や中国マカオなどからも多くの旅行者が訪問しているとう。(8月6日)


6月予約配車売上

一日平均27元増加

 広州市交通運輸部門は8月5日(月)、2024年6月の広州市オンライン配車市場運営管理モニタリング情報を発表。同発表によると6月の広州市オンライン配車の1日平均売上は338・38元で、5月と比べて26・75元増加したことがわかった。

今年6月30日時点での広州市オンライン配車市場規模は、プラットフォーム企業数74社、登録車両約12万41000台、1日平均稼働台数約6万5700台、登録ドライバー数約13万7800人。また6月の運営状況は、1台あたりの1日平均予約数12・71件、平均走行距離約103・22㌔であった。違法取締り状況については、オンライン配車関連は196件であった。(8月6日)


旅行者の出入国ピーク

一日平均利用者数が最高に

 深セン~中国香港間に設置されている多くの税関で8月3日(土)、旅行者の出入国ピークを迎え、羅湖区にある税関では91万9200人にも上る旅行者の往来を記録。入国者数は49万8200人、出国者数は42万1000人であり、全面再開後の最高記録となった。

翌日の4日(日)、深セン湾税関では出入国者数が15万人を突破。入国者は6万5000人、出国者は8万5000人で、同じくコロナ禍以降の最高記録を更新。また7月以降の利用者数は380万人を超え、昨年比40%増となったという。(8月6日)


白雲区に植物園

8月8日にオープン

 広州市白雲区に8月9日(金)、雲渓植物園が正式にオープン。占有面積は83万㎡で1320種類にも上る植物が栽培されている。

同園内には5つの専用の展示スペースがあり、葉が特徴的な「狐火」、千年を超えて咲くと言われている「宋蓮」、純白の花びらにピンクの縁どりが特徴的な「孫文連」など、261種類の水連、蓮の花を展示している「睡蓮植物展示園」は目玉スポットだという。

雲渓植物園関係者は「雲渓植物園に訪れた観光客は様々な植物に触れ、自然の美しさや素晴らしさを感じるでしょう。今後、多くの人が訪れてくれることを期待しています」と話していた。(8月9日)


東莞~珠海結ぶフェリー

正式に運航を開始

 東莞市虎門港から珠海市桂山島および東澳島に直行するフェリーが8月8日(木)、正式に運航を開始。虎門から桂山島には約100分、東澳島には約130分で到着し、同フェリーの運航で、東莞市民および観光客は簡単に珠海市桂山島、東澳島へ行けるようになった。

今回のフェリー運航をここお待ちにしていた女性客は「これまで東莞市から珠海市の桂山島や東澳島へ行くには、少なくとも3時間かかっていました。ですが、このフェリーが運航したことによって約2時間ほど各エリアに行くことができるようになりました。また途中で深中通路や港珠澳大橋を見ることができるのも魅力です。」と話していた。(8月8日)

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