今週の広東ローカルニュースを紹介

中国香港版支付宝

広州公共機関で利用可能に

 中国香港版支付宝(アリペイHK)が3月4日(月)から、広州地下鉄乗車QRコードが使用可能となった。中国香港から広州を訪れる乗客は、広州地下鉄、バス、モノレール、水上バス及び佛山地下鉄の公共交通機関にすぐに乗車できるようになる。

アリペイ中国香港の利用者は、アプリ上で「交通」ページから「広州」を選択、或いはトップページ上方の検索欄に「広州地鉄」と入力すると、支持画面が開き、乗車コードが生成される。支払料金は香港ドルで決済される。また、広州市公共交通費優遇政策により、当月の乗車累計費用が80元以上の場合20%割引、200元以上の場合は50%割引が適用される。

広州地下鉄は、広州と深セン、佛山など12都市で地下鉄乗車コードの互換利用を実現しており、この度初めて越境の中国香港が加わり、粤港澳大湾区(グレーターベイエリア)の「ワンチケット」戦略実現に向け一歩前進した。(3月5日)


高速充電所の建設

今月末迄100基

 深センバス新能源有限公司と威斯曼新能源科技有限公司(ワイズマン)は3月5日(火)、戦略的提携に合意。合同で深セン公交ビルに建設した太陽光発電可能な最新モデルのEV充電スタンドがお披露目された。

両社は、新エネ自動車の充電インフラ施設建設、充電保守運営SaaSプラットフォーム、太陽光発電エコロジー産業、動力電池の検査測定等で連携を強化し、新エネ自動車のサプライチェーンにおいて、更に一歩進んだ「充電+」の新業態を展開するという。

同EV充電スタンドは年間発電量2・5万㎾/毎時以上で、「1秒1㌔」の快速充電、「コーヒー1杯で満タン出発」を実現。3月末までに100基の建設が目標だという。(3月6日)


広鉄集団の春節乗客数

累計延べ1・39億人

 広鉄グループの発表によると40日間の春節移動期間が終了し、累計発着旅客数が1億人3900万人を記録。春節期間の史上最高人数となったという。

同発表によると累計の出発客数は延べ7149万6000人、到着客数は6839万8000人で、2023年比で各31・4%、27・8%の増加。2019年比では各15・2%、7・1%の増加であった。

乗客数の春節前ピークは2月3日(土)~8日(木)で一日のべ200万人以上、春節後は2月17日(土)で220・万2000人。年齢別では20~39歳の帰省が昨年比5・3%減少した一方、60歳以上の利用が30%増加した。(3月6日)


 

自動車購入補助金

最大7000元の補助

 深セン市南山区では3月8日(金)より、新たな自動車販売促進政策を施行。3月10日(月)~4月15日(月)の期間、南山区で電気自動車メーカー「テスラ」の新エネルギー自動車を購入すると、最大7000元の補助金が交付されるという。

今回の政策で政府が用意した補助金総額は8000万元。15万元以上~25万元未満の対象車を購入した場合、1台につき4000元、25万元以上~40万元未満の対象車を購入した場合は1台につき5000元、40万元以上~100万元未満の対象車を購入した場合には1台につき7000元の補助金が交付されるという。(3月11日)


龍華区に新たな公園

市民の憩いの場に

深セン市龍華区の民治大道と民康路の交差点南東エリアで3月11日(月)より、民治体育公園が新たにオープン。周辺住民の憩いの場として、賑わうであろうと期待されている。

同公園の総敷地面積は約3万7000㎡。公園の南側には11人制のサッカー場にバスケットコート(フルコート3面、ハーフコート2面)がある。そのほかにも子どもたちが自由に遊べる遊具も数多く設置されているという。

深セン晩報によると、民治公園のニューオープンを祝し、3月11日から17日(日)までは無料でバスケットコートのオンライン予約ができるサービスを行っていたという。(3月11日)

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