南中高速、10月30日開通
中山、深センまで20分以内
南中高速(南沙~中山高速道路)が10月30日(水)15時に開通。珠江デルタ東岸から広東省西部地区への新しい高速道路が誕生した。また、広州から南沙への連絡線(万項沙支線)が深中通道に接続し、深セン、中山へのアクセスも便利になり、所要時間は南沙から中山市街へ15分以内、深センへ20分以内に短縮される。
南中高速は広州市南沙区南部と中山市東北部に位置し、広州、深セン、中山等のグレードベイエリアの往来を強化する重要な交通プロジェクトである。全長約32・4㌔で、本線約21・6㌔と南沙連絡線(万項沙支線)約10・8㌔から成る。両側6車線、制限時速100㌔となる。
広州日報によると、南沙連絡線開通後、南沙から深セン前海行きと深セン宝安国際空港行きのバス2路線が運行を開始する。いずれも始発駅は「蕉門」駅で、30分程度の間隔で運行予定だという。(10月30日)
正佳広場スーパー
百佳永輝が閉店
広州日報によると、正佳広場の地下1階にある百佳永輝スーパー(PARKnSHOP)が、11月11日(月)に営業が終了。同スーパーは、正佳広場の地下1階で20年以上営業を続け、天河路商圏で最も歴史のあるスーパーの1つであった。
今年より、百佳永輝は全国規模で各エリアの体制政策、売り場配置、商品ラインナップ、品質、現場環境、サービス、管理基準及び従業員ケア等各方面の調整や改善を行ってきた。現在の売り場面積は開店当時の半分で、店内商品に当時のような豊富な品揃えはなく、価格優位性を失っていた。
正佳集団副董事長兼CEOの謝萌氏は、苛烈な市場競争で、生き残りが最重要と撤退の英断を語った。(10月29日)
ドーハまで10時間
深セン航空の直行便開通
深セン航空は10月29日(火)、「深セン~ドーハ」路線を就航。深センからカタールへの初の国際線直行便で、新航路の開通は深センと西アジアの経済貿易や文化協力をさらに強化するという。
深セン宝安国際空港で10月28日(月)の夜、就航式が行われた。深セン―ドーハ航路の往路ZH807便は、午前1時に深センを出発し、現地時間朝6時にハマド国際空港に到着。帰路ZH808便は、現地時間19時15分にドーハを出発し、8時45分に深セン宝安空港へ到着する。所要時間は約10時間となる。(10月30日)
宝安区のモール事情
現在で40近く、大盛況
深セン晩報によると中国の人気アニメ「熊出没」をテーマとしたショッピングモール「宝安華強広場」がオープン1年目にして来店者が232万人を突破。オープン以来「熊ブーム」を巻き起こしている。
現在、深セン宝安区は商業用投資が集中。すでに40近くの商業総合施設があり、商業総面積は310万㎡を超え、深セン市内でトップの数値を誇っており、深セン最大のショッピングエリアとなっている。
また今年7月、深セン市で2番目となる海岸城としてオープンした「万豊海岸城」では深センはもちろん、東莞、中山などからも来店。市内外問わず多くの人々から人気を集めているという。(10月31日)
深セン~南沙間のバス
10月30日に運行開始
深中通路の南沙連絡線の開通に伴い、深センバスグループは広州南沙交通発展有限公司と共同で10月30日(水)午後3時、深セン~広州市南沙間の公共バスが運行開始。また10月31日(木)より深セン宝安空港と広州市南沙を結ぶ空港直通シャトルバス「南沙深セン空港エクスプレス」も運行させる予定だという。
深セン~広州市南沙間の公共バスの運賃は片道1人25元。運行時間は7時~21時半。深セン前湾岸地下鉄駅を出発し、広州横壢地下鉄駅を経由して、広州蕉門バスターミナルに到着するという。これにより深セン市民はより気軽に南沙へ行くことができるようになった。(10月31日)