今週の広東ローカルニュース

中国10大デジタル読書都市

深セン市が4度目の入選

中国音像及びデジタル出版協会、浙江省委員会宣伝部、杭州市委員会宣伝部は、4月23日(木)、「第6回中国デジタル読書大会」を共同でオンライン開催。深セン市は「2019年度中国10大デジタル読書都市」に選ばれ、4度目の栄誉に輝いた。

深セン市は中国で最もインターネットインフラが整備された都市の一つとして、読書とインターネットの融合を全国に率先して行っている。2015年には、「インターネット+」を重点テーマとした読書月間を実施。QRコードをスキャンする読書法や、オンライン上で音声を聴く読書方法を通じて、デジタル読書の普及率を高めている。近年は、「深セン文化創新発展2020(実施方案)」でデジタル出版産業とデジタル読書サービスの質の向上を推進しており、各読書プラットフォームの使用率上昇や、公共サービスの充実を図っている。(4月24日)


福田区の重大4新

プロジェクト始動

福田区は4月23日(木)、「2020年4新」重大プロジェクトの着工式を開催。4新とは「新インフラ建設」、「新消費」、「新科学技術」、「新製造」のことで、初めに着手する60プロジェクトの投資規模は409億元に達する。また、その内22プロジェクトが、深港科技創新合作区と香蜜湖区エリアで実施されるという。

「新インフラ建設」領域は、5Gインフラ建設、レジデンス・病院・交通のスマート化等33項目を含み、264億元が投じられる。「新消費」は智能節日大道等の6項目に70億元、「新科学技術」は国際量子検収センター等の16項目に38億元、「新製造」は深セン智能性造センター等の5項目に37億元が投資される。(4月24日)


広州文化館、今年完成予定

広州粤劇院は来年7月完成

広州市人民代表大会常務員会は4月23日(木)、「広州文化館」と「広州粤劇院」の建設計画について、実地調査及び推進状況の確認を行った。広州文化館は年内に、広州粤劇院は来年7月迄に完成する予定だという。

「広州文化館」は珠海湖東北部に建設され、完成後の総面積は5・7万㎡で、広州文化のソフト面を支援する。一方「広州粤劇院」は珠江新城に位置し、総額約4億176万元を投じて建設される。完成後は粤劇の発展基地として文化を振興し、世界の粤劇文化の中心を担う。(4月24日)


深セン市第一季度GDP

前年より下回る

深セン市統計局は4月26日(日)、「2020年1~3月度深センGDP」を発表。深セン市のGDPは5785・6億元で、前年比マイナス6・6%であった。

同発表によると、第一産業の付加価値は5・21億元で前年比マイナス0・3%、第二産業は1929・8億元で前年比マイナス14・1%減、第三産業では3850・58億元で前年比マイナス1・8%減であったという。また、深セン市が力を注ぐオンラインや新エネルギー産業などの「戦略性新興産業」の付加価値も前年比マイナス8・8%の2005・84億元であったこともわかった。

ただ、輸出総額の数値は微増しており、2831・91億元であったという。(4月27日)


新フェリー就航

蛇口―横琴間で

深セン晩報によると、深セン蛇口游輪母港では、5月1日(金)より、深セン市・蛇口―珠海市・横琴間で、フェリーが就航。5月1日~6月30日(火)の期間は就航記念として、大人通常運賃を65元にするなど、様々なサービスを行っている。所要時間は100分で、港珠澳大橋を通り、中国マカオ島を巡航するという。

チケットは、WeChat公式アカウント「深セン自動車旅客輸送」をフォローするか、公式アカウントのQRコードをスキャンすると、購入が可能。そのほかに、深セン市の高速道路旅客輸送サービスセンター有限公司公式サイトのトップページからも購入ができるという。(4月24日)

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