広東省各地で豪雨

河源市被災者約１０００人

　広東省の３エリアで５月11日（水）、暴雨赤色警報、８エリアで暴雨オレンジ警報、39エリアで暴雨黄色警報が発令された。同日の気象観測データによると、８時～17時までの平均雨量は15・２㍉で、赤色警報のエリアでは２５０㍉を超え、そのほかの34のエリアでは１００～２５０㍉の雨量を記録した。

関係部署の話によると、今回の豪雨の影響で河源市江東新区河紫路東一帯は床下が１㍍も浸水。50世帯余りの住人が自宅に閉じ込められ、救助通報を受けた地元消防局は直ちに救援活動を開始した。ただ現場は浸水により、車などが使えず、救助活動は難航したが、消防員たちは浸水した路から安全なルートを確保し、自宅に取り残された市民たちを無事救助したという。

広東省政府は豪雨当日、市民の生命財産および都市の安全を確保するため、省内各地で救援部隊を組織。身動きが取れなくなった人の救援活動にあたったという。（５月12日）

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第１３２回広交会

10月下旬開催予定

　広東省商務庁は５月11日（水）、「第１３２回中国輸出入商品交易会（広交会）」の開催を10月中旬～下旬に延期すると発表。延期後の開催日は第一期で10月15日（土）～19日（水）、第二期で10月23日（日）～27日（木）、第三期は10月31日（月）～11月４日（金）を予定している。

関係者によると、具体的な開催方法と規模はまだ未定。新型コロナウイルス感染症の状況や感染防止対策などに基づき、確定されるという。また出展ブースの申請期間は、ブランドブースで５月７日（土）～５月30日（月）、一般ブースは５月７日（土）～６月10日（金）まで。申請した企業は、オンラインとオフラインでの出展が必要となる。（５月12日）

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自動車市場買い換えピーク

新車購入の助成政策実施

　広州日報によると、今年に入り、20社あまりのメーカーで新車価格が上昇。広東省では、省内での新車買換えに対し、３０００～１万元の助成金を配布することを決定し、５月11日（水）より正式に配布を始めた。

広東省では６月末までに新エネ車などの指定車種を購入すると、サービス価格で新車を購入することが可能。また、広東省の「新エネ車３万台増量政策」に基づき、ナンバープレートの抽選にほぼ当選できるため、今年上半期は車の買換え時期であると業界関係者は語っていた。（５月12日）

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深セン地下鉄16号線

年内開通を目指す

深セン晩報によると、深セン市地鉄集団が５月11日（水）、地下鉄16号線のテスト運行が無事終了したことが判明した。年内の開通に向けて、今後も調整を行っているという。

地下鉄16号線は全長29・２㌔で、龍岡区の大運駅と坪山区の田心駅を結ぶ路線である。列車の最高時速は80㌔で、区間には24駅が設置されており、10駅が乗換駅だという。また同線建設には、様々な最新技術が使用されており、開通までに約３８５億元が投資された。

関係者によると「地下鉄16号線は深セン市の東部開発に大きく寄与することが期待されている。今後は東部―都心間のアクセスがより便利になるであろう。」と語っていた。（５月12日）

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４月の深セン空港

定時運航率は98％

　深セン宝安国際空港は５月14日（土）、4月の深セン宝安国際空港の利用状況を報告。同報告によると、空港利用者数は１０８万８７００人、フライト数は１万４４０９便、定時運航率は98・85％を記録し、どの数値も全国の空港で第一位であったことがわかった。

深セン市では10日（火）～13日（金）の間、豪雨などの悪天候に直面。定時運行に影響を及ぼしそうであったが、深セン宝安国際空港運航指揮センターと航空会社は協力し、飛行機の離着陸の安全を確保しつつ、柔軟に各飛行機のフライト時刻調整に努め、期間中は定時運航率を95・５％を死守。大きな混乱を起こすことはなかったという。（５月15日）