今週の広東ローカルニュースを紹介

中山大学創立100周年

記念金貨・銀貨を発行

中山大学創立100周年を記念した金貨と銀貨が11月11日(月)に発行。併せて中山大学博物館で、式典が開催された。

記念金貨と銀貨は2枚セットで各1枚ずつあり、いずれも中華人民共和国の法定貨幣である。金貨は8㌘、直径22㍉、額面100元、最大1万枚発行。銀貨は30㌘、直径40㍉、額面10元で、最大2万枚発行。いずれも純度99・9%だという。金貨の裏面には中山大学の校章になっている鐘楼建築がデザインされ「1924」、「2024」の年号を組み合わせて刻印されている。また「中山大学建校100周年」の中文文字に英文表示も併記されている。

一方、銀貨の裏面のデザインは中山大学校内にある孫中山の銅像と周囲の景観で、校訓の「博学・審問・慎思・明辯・篤行」の文字と山河の組み合わせが刻まれ、「中山大学建校100周年」の文字が中国語と英語で記されている。(11月12日)


黄埔マラソン

12月22日開催予定

広州日報によると「2024黄埔マラソン」が12月22日(日)、広州市黄埔区で開催されることが判明。同大会の参加規模は2万人で、フルマラソン、ハーフマラソン、ファンランの3コースが設けられ、各6000人、8000人、6000人が参加する見込み。大会申し込みは11月22日18時締め切りとなる。

大会ユニフォームにはブルーのグラデーションカラーが採用され、開発区40年の技術、貿易、産業、イノベーション等の成熟と積み上げが表現された。メダルは、情報化のコンセプトに融合するイメージで、表面の縁に青紫色の回転軸がデザインされている。これは、広州開発区のこれまでの40年間をマラソンに重ね、弛まぬ前進の象徴だという。(11月13日)


白雲空港第3ターミナル

総合交通センターに水族館

白雲空港第3ターミナル(以下、T3)総合交通センターで建設中の水族館の資材調達入札が行われ、少なくとも2000匹の魚を調達する計画であることが判明した。

総合交通センターはT3離発着ゲートの旅客と各陸上交通機関の乗り換え場所で、地下鉄や新幹線への乗換も可能。地下1階は10・75㍍、地上2階は6~7・5㍍、建物高さ14・8㍍、面積約6・5万㎡。入札公示による水槽景観案は、海底洞窟に差し込む一筋の光が深海魚を照らし、2階からは珊瑚礁鑑賞ができるという。(11月12日)


夏、まだ終わらず

235日も継続

深セン市では11月7日(木)に立冬を迎えたが、まだ気温が下がることもなくまだ夏の天気が継続。深セン気象台によると3月22日に夏入りして以降、11月12日(火)の段階でも深センの夏は続いており、継続期間は235日を記録。1953年以来、最長の夏となっているという。

立冬が過ぎても半袖姿の市民は多く、気温がまだ高いことを証明している。深セン市気象台の専門家は「過去20年で統計によると、過去20年のうち2012年を除き、この時期に平均気温が22度を超えることはとても珍しい。また夏の期間が235日も続いていることもここ20年間で起きていない」と話していた。(11月13日)


第26回高交会が開催

出展企業は5000社超

 深セン国際会展中心で11月14日(木)~16日(土)まで中国最大のテクノロジー展示会「第26回中国国際ハイテクフェア(高交会)」が開催。今回のテーマは「技術が開発を牽引し、産業が融合する」で、展示総面積は約40万㎡、22のパビリオンが設置され、5000社を超える企業が出展したという。

今年の高交会では国の大手建設機械、トップテクノロジー業界チェーン、クリーンエネルギー、ハイエンド機械製造、低高度経済、航空宇宙など、成長著しい20の主要セクターにスポットを当てており、同時に約150の関連イベントも開催。アメリカ、ドイツ、ベルギーなど29カ国の企業が参加したという。(11月14日)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

最新号の電子版はこちらから

PAGE TOP