今年の港珠澳大橋利用者

史上最速１０００万人超え

　中国香港、中国マカオと本土の往来が引き続き盛んで、多くの通関政策の影響を受けて、今年の港珠澳大橋利用者が急増。港珠澳大橋検問所のデータによると、今年５月21日（火）時点で、港珠澳大橋の珠海公路税関通行者が述べ１０００万人を突破。昨年比１２７・７％増で、４カ月早く１０００万人の大台を越え、税関開通以来過去最速記録を記録したという。

中国香港、中国マカオの利用者増加の主な原因として通関優遇政策があり、ますます多くの人が観光やレジャーで本土を訪れるようになった。今年、中国香港、中国マカオからの訪問者数は述べ６０２万人で昨年比１２６・３％増、税関利用者の60・４％を占める。また中国香港、中国マカオナンバーの車両も述べ１０９万台を越え、月平均10％増加している。珠海税関の週末および連休期間の車両台数は平日の各１・５倍、１・３倍だという。（５月21日）

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深セン街人気調べ

１２８１万票投票

　深セン市委員会情報ネットワークオフィス、深セン市文化広電旅行体育局が共催した市の認知度向上と新名所発掘を目的にした「ディスカバー深センホットスポット」のネット投票が５月20日（月）に終了。20日間で１２８１万を越える投票があり、都市部門で「百姓書房」、山海部門で「大鵬半島国家地質自然公園博物館」、「大梅沙海浜公園」など、サイバー部門で「澳康達名車広場」、「華強博物館」、嶺南文化部門で「南園街道無形文化遺産テーマ図書館」、「大田匠作文化村」、街ブラ部門で「福田海浜生態体育公園」などがランクインした。また期間中、抖音（中国版ＴｉｋＴｏｋ）、などのＳＮＳで「＃探尋深セン網紅打卡点」などが話題となった。（５月21日）

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今年の「龍舟水」に注意

５～10年ぶりの洪水可能性

　広州市気象台の報告によると、今年の「龍舟水（端午節付近に発生する大雨集中期）」の降水量は例年よりも増大。増江、流渓河では５年～10年に一度の大洪水になる可能性があると警告。また、中小規模の河川でも20年に一度の洪水になる可能性もあるという。

広州で毎年発生する「龍舟水」期間の降水量は、年間降水量の２割を占めており、５月20日（月）以降、広州の降水量は次第に増加。昨年より多くなっているという。専門家は水位の急増、土石流や崖崩れ等の災害に気をつけるよう呼びかけた。（５月22日）

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第20回文博会、開催

６０００社が出展

　深セン国際会展中心で５月23日（木）～27日（月）まで「第20回中国国際文化産業博覧交易会（文博会）」が開催。文博会ではデジタル文化、映画・テレビ、文化クリエイティビティなどのコンテンツを集中的に展示。60の国と地域から６０００社にも上る国内外企業がオフライン・オンラインで出展し、１０８の国と地域から３万人以上の海外バイヤーがオンライン・オンラインで参加したという。

今年の文博会はメイン会場に８つのパビリオンを設置。期間中はオークションイベントなど開催され、12万点を超える文化製品と４０００件以上の文化産業投資・融資プロジェクトが紹介された。（５月24日）

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市民の足、水上バス

３路線が運航中止

　広州日報によると５月25日（土）より、天字～中大、天字～紡績、中大～海心沙を結ぶ水上バスの運航が中止になると報道。今後、水上バスを運営する広州公交通集団客船有限公司は、経営改善が迫られているという。

広州水上バスは１９５２年より運航が開始。80年代には年間利用者が１億人を突破。しかし、時代の流れで、市民の足は水上バスからタクシー、バス、地下鉄などに移行。広州市交通運輸部門が２０２４年５月に発表したデータによると、３月の広州市公共交通利用者数１日平均利用者数は１２９９万人で、そのうち、水上バスはわすか０・２１％の約３万人であり、市民の足とは言えなくなっていた。（５月27日）