今週の広東ローカルニュースを紹介

深セン空港年間利用者

延べ6000万人突破

深セン宝安空港は2024年12月23日(月)までの年間旅客数が、中国本土で4番目となる6000万人を突破。国内線では、深セン宝安空港から中山と江門へ新たに2航路が開通。そのほかにも国内ビジネス市場を狙った「深快線」の13路線で年間3300万人超の利用があり、深セン~北京・天津・河北、成都・重慶などの国内主要都市圏との連携が強化された。

一方、国際線ではメキシコシティ、カイロ、ウィーン、ブタペストなど12路線を新設・再開。国際線の年間利用者数が延べ500万人を超えた。またサービス面では、国内初の「ワンストップパス」顔認証搭乗を開始。空港内のサービス改善で、3度目のSKYTRAX五つ星空港認定を獲得した。一方、インフラ面ではターミナル3の改修で年間旅客1000万人対応が可能に。第三滑走路の建設も進み、今年の完成を目指すという。(12月25日)


通行人の肝冷やす

変圧器下違法駐車

広州市の先烈東路粤海凱旋大厦前の歩道に電動自転車が多数駐車されていると市民の通報を受け、広州日報記者が現地を訪れたところ、多くの人々が電動自転車を高圧変圧器の真下に駐車。変圧器には「高圧危険」や「周囲2メートル以内に駐車禁止」の表示があったという。

沙河街道の法執行チームは12月14日(土)に現場を調査。警戒線を設置し、「電動自転車の駐車禁止」の張り紙で警告すると共に、巡回を強化した。12月19日(木)に再度現地を確認すると、変圧器下に電動自転車は駐車されておらず、状況は改善されていたという。電動自転車から引火すると大惨事を引き起こすことは想像に難くなく、市民は火災や事故の危険性を懸念している。(12月23日)


長隆三つ子パンダの娘

「妹猪」6カ月の誕生会

広州市の長隆野生動物世界で、世界で類を見ない三つ子パンダの長女「萌萌」の娘である「妹猪」が生後半年を迎えた。妹猪の生誕半年を祝う誕生会では、飼育員が身体測定を行い、体重10.88㌔、体長65㌢、尻尾の長さ9・5㌢、乳歯24本で、健康状態良好と確認された。

バースデーイベントとして、飼育チームは特製のおもちゃとタケノコとニンジンを使った特製バースデーケーキを用意。長隆野生動物世界では1月末に展示館と売店のリニューアルが完成予定で、パンダレストランも新設されるという。(12月24日)


地下鉄11号線が開通

記念チケットが販売

 広州市で初となる環状線地下鉄11号線が2024年12月28日(土)14時に開通。11号線では14の駅で在来線と乗り換えが可能で、天河区、白雲区、越秀区、茘湾区、海珠区、5つのエリアを走行するという。

地下鉄11号線の開通当日、記念チケットセットが3000セット限定で販売。同セットには1冊のチケットブック、2枚のメモリアル地下鉄1日券と2枚のはがきが含まれており、中華風の手描きデザインスタイルが採用されている。同セットは1セット100元で販売。琶洲、華師、雲台花園など10駅、カスタマーセンターと広州地下鉄博物館の公式WeChatで購入することができるという。(2024年12月26日)


多くの袋小路が開通

通勤、通学がより便利に

 深セン晩報によると最近、深セン市にある多くの行き止まりであった道路が開通。付近で働いていたり、住んでいる市民から通勤、通学、外出がより便利になったと喜びの声が挙がっているという。

今回開通した道路は南山区で4カ所、龍岡区で4カ所、坪山区で3カ所、前海で5カ所。都市幹線道路のほかに副幹線道路なども含まれている。

開通した道路の附近で5年以上働いている女性は「開通前、会社附近の道路は渋滞することが多かったのですが、今後その心配がなくなりました。これからは20分、多く寝られます」と笑って話をしていたという。(2024年12月26日)

 

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