今週の広東ローカルニュースを紹介

エミレーツ航空

深センから毎日就航

 エミレーツ航空の深センードバイ便が7月1日(火)に開通。これによりヨーロッパ、アフリカ、北米アメリカ等への乗り継ぎも便利になる。

エミレーツのドバイ便就航は北京、上海、広州に次ぎ深センが4都市目。各現地時間で、EK328便はドバイ発10時5分、深セン着22時。EK329便は、深セン発23時55分、ドバイ着翌日3時40分。直行便は当初の週4本から週11本へ「毎日就航」に増便され、グレートベイエリアやドバイ経由の国内旅行者にとって世界各地へアクセスがより効率的で便利になった。

同路線は新型のボーイング777―300ER型機を使用し、4クラスのシートを用意。充実したエンタメシステム以外に、新たに開発された広東料理、セラー管理されたワインなどのグルメも楽しめるという。ファーストクラスはプライバシーに配慮した自動ドア付個室となっている。(7月2日)

 

サイクリング道

規制案に意見募集

 深セン市城管局は「深セン市レクリエーション・サイクリングロード管理規定(案)」の草案を作成。7月12日(土)まで、オンラインと封書で意見を募る。また、さらなるルールを設け、レクリエーション自転車道の建設計画、管理運営および一般参加を強化し、安全、秩序の確保と快適なサイクリング環境を整えるという。

同規定案ではサイクリングロードの開放時間を明確にし、出入口に標示板を設置するよう求めており、公園と緑道では自転車の開放時間を6時~23時とする。また、自転車の制限速度を時速15㌔と規定。自動車、電動バイク、電動自転車、セグウェイなどの侵入を禁止し、飲酒運転、逆走等の危険運転も厳格に規制する内容になっている。(7月1日)


広州最古のライチの樹

4年ぶりの結実

 ライチの季節が到来し、広州最古の樹齢千年を超える樹が4年ぶりに実をつけた。数年に1度の珍しい光景に、周辺村人や観光客が殺到し、注目を集めている。

樹齢千年のライチの樹があるのは広州黄埔玉岩書院で、樹齢1024年と推定される。ライチの古木は枝が沢山茂っても実をつけることは少ないという。前回2021年に幸運にも果実を口にしたという村民は、この果樹は枝の剪定をしないので、実は酸っぱかったという。古木を観察すると、1本の樹から山枝と甜岩の2種類の品種が生えている。(7月1日)


新ダイヤ発表

三亜までの直通便、運行

 中国全土の鉄道は7月1日(火)より新ダイヤで運行開始。このダイヤ改正を受け、深セン鉄道では、海口行きの列車の終着駅が三亜まで延長され、さらに毎日の運行に変更。これにより深センやその近くに住む人々は今までよりも気軽に三亜へ行くことができるようになったという。

夏休みの旅行先で海南島の三亜は人気スポット。これまで、深セン~海南島行きの列車は海口駅までしか運行しておらず、三亜に行くには乗り換えが必要で、不便であった。今回のダイヤ改正で乗り換えなしで三亜駅まで行くことができるようになったことは旅行者にとってよい知らせである。(7月1日)


昼間の時間が今年一番

夏至後に更新

 深セン市気象局によると7月4日(金)、深セン市の日の出は5時42分、日の入りは19時10分であったことが判明。昼間の時間が13時間半近くと今年で一番長かったという。

深セン市天文台のシニアエンジニアは「6月25日の夏至が過ぎたにも関わらず、昼間の最長時間を更新したことには地球の公転運動と深センの地理的位置、2つの要因がある」と話す。また、その影響のためか「深センの夕陽は美しい」とSNSを中心に話題を集めており、WeChatのモーメンツ上では「天空写真コンテスト」がたびたび開催され、「どこのスポットが綺麗な夕陽が撮れるのか?」とつぶやかれている。(7月4日)

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