広州から日本の服飾業界を支える
広州歴1年半です。
お酒が好きで、最近のお気に入りはジンベースのカクテル。
自分でも作ります!
アパレル業界で30年
〝問屋の街〟に定住
日本では自身のレディースファッションブランドを持ち、
全国に24店舗を展開していたという湯浅さん。
この道30年のベテランだ。
10年程前から、月1回のペースで広州へ出張に来るようになり
「それなら住んでしまおう」と移り住んだ。
現在は、中国広州・青島、韓国に事務所と工場を持つ、
日本人向け大手アパレル企業で働いている。
〝問屋の街〟として知られる広州の服飾市場については
「デザインと種類が豊富で、流行を取り入れるのも早いです。
だから世界中からバイヤーが集まるんでしょうね」という印象を持っているそうだ。
オフィスにて、仕事中の1枚
X線を使い厳しく検品
今後も中国を拠点に
現在、湯浅さんが主に担っているのは、
日本のアパレルメーカーからの縫製受注と、
日本から買い付けにやってくるバイヤーのアテンド業務。
多忙な日々が続き、「月に20社来ることもあって、休暇はほとんどありません」。
また、湯浅さんの会社では検品に特に力を入れており、
「X線検査機を使って、縫製中に破損した針などが入っていないかチェックしています」。
厳しい確認作業をクリアしたものだけが、日本へ出荷できる。
「最近は中国外にも縫製工場が増えているけど、
市場も充実しているのは中国だけなので重要ですね」と、
今後も広州から日本のファッション業界を支えていく。
出身地 埼玉県
好きな言葉 有言実行
出没エリア PARTY PIER
生活充実度 ★★★★★
~広東ジャピオン2013年5月20日号