新型コロナウイルス対策

広州市体育局の取り組み

新型コロナウイルス感染拡大防止の対応に追われる中、広州市員会と市政府は中国共産党および国家の呼び掛けに応じ、広州市体育局の作業員（広州体育人）を「抗ウイルス・保平安・促訓練」任務に派遣した。今後、広州市体育局は市内の体育館運営、団体スポーツイベント、スポーツの試合や練習に関するウイルス感染防止対策の任務を担うという。

同局責任者は「新型コロナウイルス肺炎の感染拡大防止において、現在非常に重要な時期を迎えている」と述べ、広州市体育局が１月27日（月）に発表した「団体スポーツイベントの制限及び体育館の臨時休館通知」について、各区に徹底した実施協力を求めた。同局は１月には、市内の各体育社会組織に対し、強く感染拡大防止を訴えると同時に、必要なサービスやガイドラインを提供し、ウイルスの封じ込めに取り組んでいる。（２月５日）

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深センの市場環境

改革先行モデルへ

深セン市優化マーケティング環境改革工作グループが２月３日（月）、「深セン市２０２０年優化マーケティング環境改革重点任務リスト」を発表した。同リストでは、14の重点領域について２１０の具体的な改革項目が挙げられており、市場の主体性に配慮しながら、ターゲットにミートした施策を行うという。

14の重点領域は「商業登記」、「工事建設」、「市政設備サービス」、「不動産登記」、「企業融資」、「納税サービス」、「越境貿易」、「法治保障」、「公共資源交易」、「労働力市場監督」、「政務サービス」、「知的財産イノベーション及び保護・運用」、「市場監督」、「イノベーション優遇」である。商業登記では、納税等の手続き期間が短縮される。（２月５日）

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ＡＣＬコロナウイルス影響

中国代表チームの試合延期

アジアサッカー連盟は２月４日、クアラルンプールで新型コロナウイルスに関する緊急会議を開催し、中国、日本、韓国、オーストラリア、タイ、マレーシアの６協会の代表が出席した。

同日の会議ではアジアチャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）のグループリーグ戦について、中国スーパーリーグ４チームの３試合の延期が決定され、翌２月５日には残り１チームの試合延期も決定された。現時点では、同４チームの試合は５月末迄に実施し、東アジアベスト16戦は６月16日、17日、23日、24日の日程で調整される予定だという。（２月５日）

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企業の賃貸料、２カ月免除

総額、約９億元に上る

深セン晩報訊は２月４日（火）、深セン市国家資産委員会が深セン市の疫病の阻止などに関する報告会を開催したと発表。同会議では地下鉄や空港、バス、口岸などの公共サービスにおける疫病防止・制御における対応を紹介したことがわかった。

また疫病発生による中小企業への影響を減らすため、企業の賃貸料２カ月分を免除するという。その中には管理料や駐車料金も含まれているため、総額約９億元を減免する計画であることが明らかになった。なお大手投資グループなども疫病に貢献した製薬や医療機器を扱う中小企業に対して、最高３０００万元を投資するなど企業の生産再開を支持している。（２月４日）

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深センのタクシー企業

臨時手当で３０００元

深セン市交通運輸局は２月５日（水）、新型コロナウイルスの影響を受け深セン市民の外出や旅行客が減っていることで、タクシーの利用客が低下し、運転手の収入が減少していると報告。このことを受け、深センのタクシー企業は臨時手当てとして、初回のみ車１台につき３０００元を補償すると発表した。

コロナウイルス発生後のあるタクシー企業の業績によると、春運時の稼働平均時間は２・３時間で、その多くは空車のまま走っていたと言う。これらの状況について深セン市交通局は、タクシー企業への保証などを考慮しつつ、ドライバーの感染防止への支援にも全力を注いでいくと話す。（２月５日）