新路線開通でバス路線見直し
26路線調整、16路線廃止
深セン晩報によると、10月28日(水)、地下鉄2、3、4号線の延線および8号線が開通。それに合わせ、深セン市公共交通運輸管理局は、ラッシュ時専用バスの103号(大梅沙聞檀道場駅~塩田港西地鉄駅間)と45号(大王山総駅~龍華公交総駅間)の開通も発表した。また発表では地下鉄およびバスの新路線開通に伴い、公共バス26路線を調整、16路線を廃止とすることを明らかにした。
バスの路線調整は、観瀾、塩田、蓮塘などのエリアと地下鉄2、3、4号線延線及び8号線の接続強化を図るもので、882、B902、M242、338など26路線で実施される。変更後の運行時間は各始発終着駅の利用状況を見ながら、追って通知される。
運行廃止となるバス路線は羅沙路、観瀾大道など。重複運行しているM438、387、高峰専線147号、小梅沙暇日専線2号など16路線で、運営効率を上げる目的だという。(10月28日)
地下鉄18号線
地下非常口2カ所
国際橋梁トンネル技術大会が最近、開催され、広州地下鉄研究院院長の農興中氏が、現在建設中の地下鉄18号線の設計について発表した。
それによると、18号線は全国初の平均時速160㌔走行が可能。駅の間隔は平均7・6㌔で広州地下鉄の路線の中で最長となる。「横瀝」駅~「番禺広場」駅の区間距離は約26㌔と最も長く、運行時間は11分近くに及ぶ。また、150秒間隔で地下鉄が運行した場合、最多で5車両が地下約30㍍のトンネル内を走行することになり、火災発生時の危険性が高まるため、地下鉄18号線ではこの区間に2カ所の救援用非常口を設け、乗客が緊急避難できる対策を講じた。現在、地下鉄18号線の工事は83%完成しているという。(10月28日)
無人運転「パンダバス」
市民は無料で乗車可能
深セン市坪山区で最近、市内初の無人運転「パンダバス」が運行を開始。市民は乗車地点で「熊猫智行」の微信ミニプログラムをスキャンし、無料で乗車できる。
パンダバスは「坪山高鐵」駅~「坪山生物医薬加速器」駅の区間を往復し、走行車両、歩行者異なる道路状況などを自動認識。高性能AIが速度や方向転換を自主判断し、新エネEV車両は連続250㌔の走行が可能だという。また 生体認証システムによる乗車や、車内での窃盗や転倒等の異常行為を認識、サポートする機能もある。(10月28日)
フランクフルト線、就航
繋がる、五大陸
深セン晩報によると、10月26日(月)、南方航空が深センで「深セン―フランクフルト 貨物線就航発表会」を開催。同発表会で同社は、深セン―フランクフルト間の貨物運行を週3回行うと報告した。また、機体は95トン以上積載可能なボーイング777を使用するという。
同社は、全世界で新型コロナウイルス感染症の予防措置を取っている中、すでに2つの貨物線を就航させている。中でも深セン―シカゴ間はすでに84回も運行しており、経済復興に一役担っている。
今年に入り、深セン宝安空港は9つの拠点と新規国際貨物線が開通。今後、五大陸を結ぶ航路がより広がっていくことが期待されている。(10月27日)
新たな遊歩道が誕生
今年末、完成予定
深セン晩報によると、最近、深セン市城市管理と深セン市公園管理中心は「第二期ハイキングコース建設計画」に従い、塘朗山、梅林山、銀湖山に全長25㌔にもなるハイキングコースの建設を開始した。
同ハイキングコースは「塘梅銀ハイキングコース」といい、南山、福田、羅湖の三区を結ぶという。植物の種類も豊富で、自然観察や体験に適しており、多くの市民が簡単に自然へ触れ合えることが目的だと関係者は語る。
同ハイキングコースの工事進捗状況は「美麗深セン」や「深セン城管」の微信公式アカウントで確認が可能。今年末の完成を目指しているという。(10月28日)