今週の広東ローカルニュースを紹介

交易会、影響力拡大を支持

展覧と商談の結び付き強化

広州市で12月8日(火)、第15回広州市政府常務会が開催。同会で「中国輸出入商品交易会(広州交易会)」の影響力を強める通知が承認。これにより、今後広州市は、広州交易会の新たなビジネスモデルおよび展覧会モデルの確立、国際市場との更なる連携、「中国一の展覧会」としての影響力およびブランド力強化について、サポートを推進させていくことがわかった。

同通知では、初めに全体要求と発展目標が明示。広州交易会の発展拡大、協力態勢の確立、宣伝拡大、環境改善などを支持することが示された。またサービス貿易の強化、輸出入のバランス安定も記載されている。

そのほかにも、オフラインとオンラインの融合、国内買付業者、業界団体、ECプラットモーム、卸、小売、輸入業者などの商談支援や積極的な免税政策を行っていくという。(12月9日)


広州メトロ乗客数

1日平均900万

広州地下鉄は、11月27日(金)~12月5日(土)までの地下鉄全線の1日平均乗客数を発表。同発表によると、平均乗客数は905万人を記録。新型コロナウイルス感染症発生以降、初めて900万人を上回り、昨年同期比96%まで回復した。また、12月4日(金)は最多の997万人であったという。

広州地下鉄によると、乗客数上昇の主な要因として挙げられるのが、8号線北延区間の開通だという。11月26日(木)に8号線北延区間が開通し、翌日の8号線全線の乗客数は過去最高の92万人を記録した。ピーク時の1、2号線と比べて、11月27日(金)~30日(水)のデータでは8号線北延区間の乗客数は全線の約13%~14%に留っているものの、今後さらなる増加が見込まれている。(12月7日)


AI自動車のベンチマーク

百度Apolloに注目

「第二回百度(Baidu)Apollo生態大会」が12月8日(火)、広州市で開催。Apolloは広州市と連携し、黄埔市で中国初のデジタル交通商業化および自動運転モデルの運営を行っていくことがわかった。

同大会では、全面的なスマート交通、スマート自動車、自動運転領域の最新技術が展示され、商業化に向けた大きな一歩を踏み出した。大会当日には「小度助手」と「自動車版2021百度地図」の2大商品を始め、Apolloに搭載された自動車スマート化領域のハードおよびソフト商品が多く紹介された。(12月9日)


深センのGDP

前年より2・6%増

深セン晩報が関係部署から得た情報によると、深セン市の前三季度(7~9月)のGDPは1兆9786億元を突破。前年比2・6%増であったことが判明した。

新型コロナウイルス感染症が流行した2月、深セン政府は企業に対し600億元の経済措置を実施。景気が停滞しないよう、様々な政策を行った。

また同政府は、経済をより活性させるため「三个千亿(三つの1000億)」と呼ばれるプロジェクトを決定。今年8月より、インフラ整備などの重大プロジェクトの規模を拡大し、総額2兆5848億元の投資を実施。経済活性化を行い、深セン市GDPの増大に一役買ったという。(12月8日)


深セン地鉄ダイヤ調整

ピークタイムが減少

深セン晩報が12月7日(月)、深セン地鉄集団から得た報告によると、地下鉄2号、6号、8号、10号線の運行ダイヤの調整が、最近完了したことが判明した。

同報告によると、ダイヤ調整後、10号線の平日ピークタイムは5分短縮された。また、2号、8号線の盐田から僑香方面の始発電車の出発時間が30分も早くなったという。そのほかにも、6号線の週末ピークタイムが5分35秒、10号号線では6分短縮されたこともわかった。

深セン地鉄集団は、2020年10月28日(水)の新路線開通から12月3日(木)まで、管轄している10路線で利用者数が増大。平日の利用者数は前年比18%増となる585万人を記録したという。(12月8日)

 

 

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