今週の広東ローカルニュースを紹介

正月休暇の広州旅行が人気

延べ466万人が訪問

広州日報によると、元旦休暇中、広州文化広電旅遊部門は、コロナ抑制と安全対策を行った上で、500近くの文化・旅行関連イベントを実施。統計によると、三連休の広州旅行客はのべ466万4500人で、カルチャー・旅行関連収入は34億8100万元であった。「百度地図」の移動データでは、広州が正月休暇の目的地都市第1位であった。

元旦休暇期間、広州の各歴史記念スポットでは、「紅色(政治革命)」をテーマにしたイベントが開催され、中共三大会跡記念館、農講所記念館、広州起義記念館、辛亥革命記念館などの9大観光地を訪れた人の数は延べ7万3500人となり、昨年から大幅に増加した。また、従化区や増城区の民宿は元旦前に予約率が9割に達し、北京路、永慶坊、天河路等の観光地でも昨年から旅行客が大幅に増加した。(1月4日)


デザインウィーク

来場者延べ40万人

 深セン市で1月3日(月)、「2021深センデザインウィーク」が無事に閉幕。今回のデザインウィークでは初めて展覧館で行われ、共同キュレーター制が採用された。また年を跨いでの開催が実現し、元旦休暇には多くの人が訪れ、10日間の会期中、来場者は延べ40万人を突破。同ファッションウィークは深セン市人民政府が主催し、市委員会宣伝部が運営する深センの重要な国際文化イベントとなっている。

今回のテーマは「デザインで問題解決」。初導入された共同キュレーター制度では、70名余りのデザイナーが、デザイン×「粘り強さ」、「融合」、「国潮」、「視界」、「器用」の5大分類20余りの展示ユニットに参加し、合計約300点の作品が出展された。(1月4日)


元旦の来園者208万人

公園で花鳥鑑賞が人気

 深セン晩報によると、元旦三連休、市内は天候に恵まれ、多くの人が屋外活動を楽しみ、1月3日(月)17時までに市内公園を訪れた人の数は延べ208万3000人であったという。

来場者が多い公園トップ5は、「深セン湾公園(15万7000人)」、「人才公園(10万4000人)」、「蓮華山公園(9万4000人)」、「大沙河生態長廊(8万8000人)」、「陽台山森林公園(7万6000人)」であった。また深セン市公園管理センターは22の公園でテントエリアを設置。多くの市民がテントでピクニックをするなど、芝生で休日の日光浴を楽しんだ(1月4日)


中国の映画事情

深センは第三位

 深セン晩報によると、2021年中国国内の映画チケット売上総額は、472億5800万元に到達。中でも、中国産映画の売上は399億2700万元であり、売上総額の84・49%であった。また都市興行収入で言えば、深セン市は16億3200万元を記録。チケット売上枚数は、3547万3000枚で上海、北京に次いで、全国都市興行収入ランキング3位にランクインしたという。

2021年一番人気のあった映画と言えば、昨年の国慶節に公開された「長津湖」であろう。同映画は国慶節の興行収入記録など、多くの映画史記録を更新。興行収入は57億7200万元で中国映画史上最大を記録した。(1月4日)


春節の交通事情

昨年より混雑と予想

広州日報が広東省春運電視電話会議から得た情報によると、2022年における広東省の「春運(旧正月頃に交通量が多くなる現象)」は、1月17日(月)~2月25日(金)までの40日間で、省内の旅行客数は1億2100万人に達すると予測されているという。

春節期間、広東省の高速道路は昨年より6%増となる一日平均612万、合計2億4500万の車輛が通行すると予測。また空の便でも混雑が予想されており、白雲空港では3万2900機、深セン空港では3万2200機の飛行機が離着陸。利用者は134万人を超えるであろうと言われている。(1月3日)

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