今週の広東ローカルニュースを紹介

空港内のフードデリバリー

搭乗口までお届け

 深セン宝安空港では、利用者の満足度向上のため、9月2日(月)より、搭乗口へのフードデリバリーサービスを開始。現在は試運転の段階で、配送範囲はサテライトホール501~507登場口、配送時間は9時~当日のフライト終了時まで。

利用方法はWeChatでQRコードをスキャンするか、深セン空港のミニプログラムで注文。注文後、最速30分内に配送される。空港関連部門責任者によると、今は6つの飲食店で200点余りのメニューが選択可能。定番広東料理の丼、麺、スープ等から軽食まで多様なニーズに応え、品質と価格は厳格に管理されるという。既に100名近くが利用しており、今後は商品種類や配送範囲の拡大、非接触サービスや応用技術の導入等について検討していく。サービスの品質向上と多様なニーズへの対応で、顧客により良いフライト体験を提供したいという。(9月3日)


小中学校の昼休み

昼寝の標準化実施

 深センの小中学校で9月2日(月)より、新学期が開始。市教育局が定める「小中学校の昼寝設備・施設の設置規範」の地方基準が9月1日(日)から正式に実施されることとなった。

同基準は深セン市の2024年「快適睡眠」民生実施プロジェクトの重要項目の一つで、市内の小中学生がより安全で快適な昼寝時間を過ごせるよう、横になって眠れる健康的な昼休み環境を保障するという。基準では、生徒の心身の健康促進、地域の事情に即した対応、使用管理等を含む、昼休みの設備・施設の配置について明確に規定され、具体的な場所、設備施設の種類、技術等の要求が示された。同時に、各校(各クラス)で実際に基づく配備策を採ることを奨励している。(9月3日)


8月の広州、記録的暴雨

平均日照時間減少

 広州市気候農業気象センターが発表した8月の広州市気候影響評価によると、同月、広州では9回の暴雨があり、うち3回は深刻な影響を及ぼすレベルであったという。

8月の広州市の平均気温は29度で例年と比べ0・3度高く、特に8月3日~10日は今年最高の気温となった。平均雨量は396㍉で、例年よりも異常に多い56・3%増。各区の月平均雨日は16日~20日で、例年と比べ0・7日~2・9日多かった。平均日照時間は158・8時間で、例年と比べ10・8%少なかったという。(9月2日)


黄浦大道に歩道橋

来年までに建設完了

 広州市計画・自然資源局天河区支局は9月3日(火)、黄浦大道の羊城創意産業園、車陂村、美林天地南側に3つの歩道橋を新設すると発表。来年中に建設が完了し、使用可能になるという。

黄浦大道は全長14・6キロ。広州市の東西を結ぶ主要な幹線道路である。同支局は区の関連部門と合同で黄埔大道の機能および品質の向上プロジェクトを推進しており、今回の歩道橋新設は同プロジェクトの一部だという。

関係者によると新設される歩道橋にはバリアフリーエレベーターが設置され、高齢者や障碍者などが利用しやすいように設計されているという。

(9月4日)


海外メディア、博物館に

広州の歴史、文化に触れる

一帯一路メディア合作フォーラムに参加していた海外メディアが広州市荔湾区にある十三行博物館を訪問。歴史的価値のある文献や文化財に触れ、広州の繁栄と歴史を学んだという。

広東十三行とは清代、広州の国外貿易を独占した商人グループで十三博物館では当時の歴史や文化を学ぶことができる。

同博物館を訪問したブラジルのメディア関係者は「今回の広州旅行に参加し、広州の歴史や文化、都市の概要について知ることができ、うれしいです。私はブラジルと中国の文化交流の使者として、中国の文化に触れ、同時にブラジルの文化も伝えていきたいです」と話していた。(9月4日)

 

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