今週のローカルニュースを紹介

11月末、広州で展覧会開催

「スポーツ+」で経済推進

中国体育文化博覧会と中国体育旅行博覧会の組織員会は8月3日(水)、2022年の両博覧会を11月25日(金)~27日(日)に広州保利世貿博覧館で開催すると発表した。

両博覧会のブリーフィングには国家体育総局体育文化発展センター副主任の任黄金氏、広州市体育局副局長の林燕芬氏、アジアデータ集団総裁の朱東方氏らが参加。任黄金氏は、コロナ禍ではあるが各主催機関が連携し、体育産業の復興と新しい活力の為に力を合わせ、体育旅行商品の質の向上や交易を促進すると表明した。

今年の両博覧会のテーマは「団結して未来へ」で、「スポーツ+」の推進で質の高い社会経済発展を可能にするという。また開催中は5つの展示エリアを設け、主にスポーツの伝承発展、国内各地の体育文化、国際エリア、スポーツ消費サービス、スポーツ科学に関する展示が行われる予定である。(8月4日)


広州の新エネ車

123・9%増産

 大洋網の報道によると、2022年1月~6月における広州市全体の工業総生産値は昨年よりも上昇。中でも自動車産業は堅実な伸びを示していることが判明した。

同メディアは、広州市の2022年自動車製造業生産増加率は7・5%であったと報道。自動車生産台数は151万1000台に達し、昨年比7・8%も増加したという。

また大洋網の調査によると、新エネルギー車の生産台数が大幅に増加。昨年より123・9%増となる11万6000台となり、新エネルギー車の市場が拡大していることを証明した。

そのほかの分野も成長しており、ソフトウェア・情報サービス業の営業収入は昨年比1036億元を記録したという。(8月4日)


フォーチュン500発表

BYDとSFが初登場

 米国「フォーチュン」誌より8月3日(水)、世界トップ500企業が発表され、深セン市から10社がランクイン。中でも、自動車製造の「BYD(比亜迪股份有限公司)」と、物流会社の「順豊控股股份有限公司」は今年初めてリストに名を連ね、それぞれ436位と441位であったという。

中国(深セン)総合開発研究院数字戦略研究所所長によると、両社の選出には3つの重要要因があり、1つ目はグローバル市場戦略、2つ目は技術革新レベル、3つ目は深セン市の支援環境で、これが非常に重要だという。(8月4日)


今年も七夕花商戦、熱烈

広州で5倍以上

 デリバリーサービス「餓了么」のデータによると、旧暦の七夕(8月5日)の前日である4日(木)、フラワーギフトの検索数が通常の2倍以上に上昇。また広州では、フラワーギフト購入予約数が昨年より530%の増加していることがわかった。

中国では、旧暦の七夕は古来より「恋人の日」とされていた。そして現在では「中国版バレンタインデー」と呼ばれ、男性が女性にアクセサリーや洋服などをプレゼントとして贈るのが一般的となっている。中でもフラワーギフトは一番人気があり、「餓了么」のデータによると、全国のフラワーギフト予約数は360%増であり、広州、深センの予約数は全国でもトップクラスであった。(8月5日)


美団単車、値上げ

40~50%の価格増加

深セン商報によると、シェアサイクルビジネスを展開する「美団単車」は8月10日(水)23時より、「自転車乗り放題」の価格を40~50%程度、値上げすると発表。「7日間乗り放題」は10元から15元、「30日間無料乗り放題」は25元から35元、「90日間乗り放題」は60元から90元になるという。

美団グループの今年1~3月の営業収益は前年比25%増の463億元であるが、営業損失も前年比17・1%増の55億8000万元となっており、早急な改善が必要とされている。美団単車の関係者は「現在提示している価格は割引前の価格であり、クーポンなどを使用すると安く利用できる」と話していた。(8月8日)

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