今週の広東ローカルニュースを紹介

深セン初の空中F1開催

ドローンスーパーリーグ

深セン市龍岡区甘坑古鎮で10月21日(月)、初の空中F1レース「ドローンスーパーリーグ(龍岡)」が開催。全国260名余りの精鋭選手及び地元のドローン操縦士が参加し、空中でスピードを競い合った。

ドローンのスピードレースはハイテクスポーツの一種で、国際航空連盟が定めるドローンレース基準のF9Uカテゴリーに属する。FPV(First Person View)レーシングドローンを使用、最高飛行時速は200㌔以上に達し、「空中F1」と称される。参加選手はドローン目線の飛行ゴーグルを装着し、リモコンを手に、前方コースの障害物を確認しながら、高速飛行で障害物を避けてゴールする。

大会期間は1週間で、F9U標準競技、ドローンサッカー等9種目が行われた。全国の個人プレイヤー以外に、企業も積極的にチームを組織し18チームが参加。最年少参加者は9歳であった。(10月23日)


全国武術の郷大会

12月に広寧で開催

肇慶市広寧県で10月21日(月)、「第18回全国武術の郷大会(選抜大会)」新聞発表会が開催。同大会は12月8日(日)~12日(木)に開催され、国家体育総局武術運動管理センター、中国武術協会、広東省体育局が主催する。

大会参加者は今年6月に河南省登封市で実施されたオープンマッチの個人種目、対戦種目、団体種目で1等賞を獲得した選手及びチームで、他にも省内外のチームから計1000名の選手が招待される。

広寧県は現在省内唯一の「全国武術の郷」で、嶺南武術発祥の地とされている。また、広寧武術、龍舞・獅子舞のイベント活動も広く行われており、老若男女に武術の伝統が受け継がれ、学校教育にも取り入れられている。(10月22日)


二沙島屋外音楽会

12月まで土日開催

年に一度の二沙島屋外音楽イベントが10月~12月の週末午後4時に実施される。会場は星海音楽ホールに隣接する海山街1号芝生広場。

同イベントは今年15周年を迎え、広東省文化旅行庁、広州市越秀区人民政府が主催する。楽団や国内外の優秀な音楽家、大湾区の若手アーティストが招聘される。

例年通り参加費は無料。予約は毎週木曜日午後3時に、星海音楽庁、広州越秀発布、越秀文体旅遊の微信公式アカウントから。当日券は開演1時間前に会場入口で一人1枚まで入手できる。雨天中止の可能性有。(10月22日)


7月~9月の食料品

多くの食品が価格上昇

広州日報によると7月~9月、広州市において、野菜、豚肉、卵の価格が大幅に上昇。一部の品目では上昇幅が10%を超えたという。

7月~9月、32種類の野菜が4月~6月に比べ価格が上昇。中でキュウリ、ピーマン、ホウレン草、レタス、ブロッコリー、大根、カリフラワー、白菜、ニラの価格上昇は10%以上だったという。原因として考えられるのが、台風の影響で、例年より雨が多くなり野菜が生育不良となって、収穫量が減少したこと。そのほかに全国で高温が続き、冷蔵コンテナの輸送コストが上半期に比べ上昇したことなどである。今後は海南省などの野菜が発売され、価格も安定してくるという。(10月24日)


深セン地下鉄新路線

年末に全面開通予定

 深セン地下鉄の新路線が年末に全面開通予定。これにより、深セン地下鉄の営業距離は約28㌔増長されたという。

今年の年末開通予定の路線は全部で5路線。3号線第4期区間(双龍駅~坪地六連駅)、7号線第2期区間(西麗湖駅~深大麗湖駅)、11号線第2期区間(厦北駅~華強南駅)、12号線第2期区間(海上田園東駅~松岡駅)、13号線南区間(深セン湾港駅~高新中駅)となっている。中でも13号線南区間の開通はこれまで深セン湾港に地下鉄がなかったことから、多くの市民より待ち望まれており、今後、今まで以上に深セン湾港へのアクセスが便利になると期待されているという。(10月25日)

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