第15回中国航空展覧会閉幕
成約2856億元
珠海で開催されていた「第15回中国国際航空宇宙博覧会」が11月17日(日)に閉幕。展覧期間は6日間で、47の国や地域から1022社が出展。261機の航空機と248の地上設備が展示され、フォーラム、調印式、商談等247のイベントが実施され、総額約2856億元の契約が成立した。各種航空機は1195機が成約し、約59万人、国内外400社を超える企業、記者4500名余りが訪れたという。
今回の展覧会は「陸・海・空・宇宙・デジタル・ネット」の全領域をカバーし、航空宇宙と国防領域の先端技術と最新成果を紹介。多くの新産業、新モデル、新運動エネルギー革新、新品質生産力が示された。
会場は屋内12万㎡、屋外23万㎡を有する珠海国際航展センターと、ドローンと無人船デモンストレーションを行う第二展覧区(斗門蓮洲)、金鳳台ビューイングエリアの3カ所に分けられた。(11月18日)
W11の配送処理
1割増5・97億件
深セン市郵政管理局は11月18日(月)、今年の「双11(ダブルイレブン)」ピーク時の配送量を発表。11月1日(金)~16日(土)の深センの配送会社の累計処理件数は5億9700万件で昨年比10・7%増加したことがわかった。
ECサイトの販促モデルやタイミング変化の影響を受けて、今年は宅配業務のピーク期間が長く、業務量も高水準を維持。中通の配送員が今年のW11物流で直感的に感じた変化は「買いはだけでなく、返品も多い」ということ。EC店舗の7日間無料返品保障により、消費者は大胆に購入し、安心して返品。ピーク時のある小区では1日600件の荷物を配送したが、同時に100件の返品を受けたという。(11月19日)
BYD出荷1000万台
新エネ車年間生産量も大台
BYD(比亜迪)の新エネ車第1000万台目が11月18日(月)に出荷。1000台目の所有者となったのは、グローバル戦略で合作するゲームサイエンス創業者兼CEOの馮驥氏だという。
武漢市で11月14日(木)に「2024年中国新エネ自動車年間生産量1000万台達成イベント」が開催。年間生産量が1000万台を超えるのは初で、中国自動車産業の重要な節目となった。10年前の省エネ車年間生産量8万3900台から大きく飛躍している。(11月19日)
広州マラソン開催
ホテル予約数、増加
広州日報によると「広州マラソン2024」の開催日とその前後二日間、広州市内のホテル予約数は前週の同時期より40%以上増加。珠江夜遊、長隆大サーカス、広州タワーなどの観光地のツアーおよびチケット購入予約数は20%以上も増加しており、特に広州長隆リゾートの「酒景コース」が人気を集めているという。
11月に入り、中国各地でマラソン大会などのアウトドアイベントが多数開催。「中国アウトドアスポーツ産業発展報告(2023~2024年)」によると、2023年に一線都市で開催された大型アウトドアイベントの平均収入は2910万2400元であったことが判明したという。(11月20日)
深センが秋入り
長い夏がようやく終了
深セン市気象台は11月15日(金)~20日(水)の平均気温が21・4度であったと発表。ここ数日で気温が低下したことを受け、深セン市は11月19日(火)、正式に秋入りとなり、242日にも及ぶ夏がついに終わりを告げた。
同気象台によると、今年の深センの秋入りは例年(1991年~2020年)に比べ、11日も遅かったという。気象台関係者は「ここ近年、深センの秋入りは遅くなっており、2020年は11月27日にようやく秋入りをしていた。今年は10月以降、寒気は何度も訪れていたが、影響力は思ったほど少なく、気温が急激に下げるほどまでには至らなかった」と話している。(11月21日)