名句UPマンダリン~ オスカー・ワイルド 第15回 

 

解説

『幸福な王子』、『サロメ』など、美を何よりも優先させる唯美主義が表現された

ワイルドの劇作品は、今日でも高い評価を得ている。

今回の句では、日本語で「一貫性」となっているのが、中国語では

「執著zhi2zhuo2(固執する)」と微妙に違う表現で訳されている所が興味深い。

「缺乏que1fa2(不足している)」は「缺少que1shao3」と同義語だが、

前者は経験や人口など抽象的な事物が対象なのに対し、後者は銭、人など

具体的に数えられるものが対象となる。

A

~広東ジャピオン2013年7月29日号

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